品川プリンスでのザルティア発売記念講演会では座長を務められたレジェンドが、 わざわざ横浜までいらしてくださって、20人ほどの聴衆に講演して下さいました。
生活習慣病とLUTS下部尿路症状(排尿障害や頻尿)について。
LUTSとは下部尿路症状のことで排尿障害や頻尿をひっくるめて、 つまり前立腺肥大症も過活動膀胱も含めての排尿トラブルのことです。
高血圧で通院中の人は前立腺肥大症・過活動膀胱治療薬の処方を受けている人が多いのだそうです。
高血圧だと膀胱の血流が悪くなって、蓄尿機能が低下する。
ザルティアは、膀胱の血流を改善して、 過活動膀胱の症状にも効く、 という話が中心でした。
20人ぐらいの会なので質問させてもらえました。
Pict高血圧で通院中の人は、2~4週間ごと通院しているので、 待合室にあるパンフレットを見て、 「先生、この薬処方して」と言うのではないか?
風邪をひいたときだけ病院に行く人は、パンフレットを見ないのではないか、と。
調査対象の6万人は、椎間板ヘルニアなどの慢性疾患の患者さんで、 風邪だけのような人は入っていない、とのことでした。
この日に発表された若き研究者はもっと専門的な質問をされていました。
ザルティアはサイクリックGMPだけでなく、サイクリックAMPの分解も阻止するのか?
これはレビトラでのデータ、みたいな返事でしたが、 質疑応答についていけませんでした。
2014年6月27日