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医龍2の感想のまとめです。

第2回感想(2007年10月18日)
今日はさとちんさんから是非見て感想を聞かせてくださいと言われている医龍2があります。医龍2は戦隊物だそうです。医龍2のポスターがあったら、天才的な外科医は亜沙郎先生で、私は優秀な内科医でお願いします。医者が主役のドラマはあまりに実態と違いすぎて(たぶん検事さんがHeroを見ても同じだと思いますが)、白けてしまうのです。それとすごいやり手の製薬メーカーのMRさんなどが登場して、医者にわいろを渡しまくったりするシーンなどがあったりすると、患者さんに誤解されるような作り話は止めて、と言いたくなります。まあ、贈収賄で逮捕される医者もいますから、まったくの作り話ではないのですが。どんないい薬でも医者が処方してくれなければ、製薬メーカーはどうしようもないわけですから、法を犯す人も出てくるのでしょう。

第2回感想(10月19日)
まずは医龍2を見ての感想から。医療崩壊の現状を熱く語ってくれた元ザ・タイガースのおっちゃん、良かったです。そのおっちゃんと坂口(天才的な外科医)との階段での対決が昨日のハイライト。「医者は聖人君子ではない。違うか」という元ザ・タイガースに「いいや」と答える坂口。そのあとに一呼吸おいて「でも、目の前の患者を助けようとしないのは医者じゃない。」格好いい! 全ての医者の心の中に住んでいる天使と悪魔を別々のキャラにしゃべらせていました。あの老人の心臓には何があるんでしょうね。前回オペの時のガーゼの忘れ物、なんていうのは実際にはありえないから止めてくださいね。

第3回感想(10月26日)
夜は医龍2を見ました。先週老人の心臓にはガーゼの忘れ物と予言したのが、的中してしまいました。これでゲームセット。プロとしては白けてしまい、15分間見ただけで寝ました。盛り上がる手術場面でしょうが、設定がいいかげんだと入っていけません。昨日の手術が成功したかどうか、知りません(さとちんさんブログによれば浅田はベホマを唱えた。 患者のHPが完全回復した、そうです)が、あの孫が最終回まで元ザ・タイガースを失脚させる大事な役目を担うのは想像できました。それにしてもさとちんさんの例えは面白いですね。仲間を混乱させる呪文を良く覚えていますね。ピオリムって何の呪文でしたっけ?

第5回感想(11月8日)
先週は10時ちょうどに帰ってくるなり、
医龍2をつけて!」
なので私も最初の10分ぐらい見ました。

医龍2の第3回でガーゼが出てきたところで、
私がテレビを切ったら、娘が「付けといて!」
その後、見てるようです。

娘の同級生で見ている人も多いとか。
財前教授もDr.コトーも外科医。
昔ならテレビのヒーローに憧れてそのまま外科に入局

なんて流れもあったかも。国試が終わるとすぐ入局の時代なら、
「いやあ、医龍に憧れて心臓外科に入局してしまいました」
って言う医者がいたかもしれません。

でも、スーパーローテートできる今は、外科に6ヶ月ローテートしているうちに
シュルシュルシュルシュル・・・<闘志がしぼむ音(ここのパクリ)
外科医になる人がいなくなるんです。

先週の医龍2には大鶴義丹が出たそうです。
主題歌はサザンのエロチカセブン、
常盤貴子がCSWの役をやって話題になったドラマに出てましたよね。

CSWはコマーシャル・セックス・ワーカーのことです。
カルテに「風俗嬢から感染」と書くより、
「CSWから」と書くほうがスマートでしょ。

大鶴義丹、そういえば最近見かけませんでしたね。
今日もちょっとだけ、医龍2を見てみます。

第6回感想(11月15日)
ドクターMのみならず、Dr.Aまでもが医龍に触れておられます。 ドクターMもDr.Aも見ている医龍2を見ないわけにはいかないので今日は医龍2を見ました。

大鶴義丹にいじめられたせいでしょうか(先週は帰宅が遅く、大鶴義丹に臨床工学士がありがとう、みたいなことを言っているのしか見られませんでした)、すでに臨床工学士はチームの一員になっていました。

そして今日は、
チャチャチャチャンチャンチャー!
東都大学の三男が仲間に加わった、でした。

来週は、アル中のスーパードクターがチームに入りそう。
で、大塚寧々がチーム入りするのが最終回なのでしょうか?

第7回感想(11月22日)
今日も医龍2見てしまいました。面白いですね。ゲキレンジャー、水戸黄門、もしくはドラクエとしてみれば、ですが。

スーパードクターは早くも仲間になってしまいました。でもまだ第7回。

大塚寧々のチーム入りも間近のようです。

となると、最後に仲間に加わるのは、やっぱり内田有紀ですね。内田有紀より坂口君のほうがせりふが少ないですね。誰が主役かわからないですね。手術室を窓越しに見て手術の実況中継をしている内科医が一番せりふが多いかも。

第8回感想(11月29日)
今日の医龍2のタイトルは「絶対に許せない麻酔医!」。
今日は大塚寧々の抱えるトラウマが明らかになるのかも、と思って見始めたら、なんと女医さんが家庭を大事にしなかったから、というお粗末な内容でした。

それだけでは、麻酔がかけられないようなトラウマではないような。

第8回感想(12月6日)
野口、お前は昔とちっとも変わらないな
というせりふだったかどうか、北洋の院長が、同級生であった野口教授に先週医龍2のなかでそのようなことを言いました。

私のブログの記事のせいでしょう、最近の亜沙郎先生の「クリニック」のジャンルの記事は、エビデンスを扱った真面目なものですし、maitake先生のブログには「井の中の蛙にならずに」などと書かれています。

で、私は、というと、敵前逃亡です。

こんな私を、平成1年当時を知っている人が見たら、「木村、お前は昔とちっとも変わらないな。」と、言うと思います。

で、今日の医龍2楽しみですね。私は、きっとWATを立ち直らせるのは、器械出しナースだと思います。

この予想が当たったら、棒屋改め予想屋です。

第9回感想(12月7日)
医龍2の私の予想はまったくの的外れでした。来週は内田有紀のトラウマが明かされる番みたいですが、来週は漢方勉強会があるので見られません(ビデオに撮るほどのものでもないので)。

第10回感想(12月14日)
医龍2の、黄門様の印籠が出る時刻(きんにくマンスタジアムでの闘いが始まる時刻)に間に合うように帰ってきましたが、次週に持ち越しでした。

第10回感想(12月16日)
けち付けながらも医龍2もみてますし。前回の医龍2では、さとちんさんお気に入りの男の麻酔科医の演技がすごかったです。「生体肝移植と同時に心移植を行う」と聞かされたときの、目だけの演技。

帽子かぶってマスクしているので、本当に目でしか演技できないのです。前人未到の境地に踏み込む恐怖心と好奇心と自信とを見事に演じているように思いました。

最終回感想(12月21日)
そして10時からは医龍2最終回。職員全員が並ぶ中、行進するチームはスターウォーズエピソードⅣみたいでした。その先にレイア姫がいて勲章を渡してくれると良かったのですが。

心室細動を止めるためのピンポイント攻撃すべき場所を触診で見抜いたのも、デススターを一撃に仕留めたルーク・スカイウォーカーみたいでした。坂口の目の演技がもう少し上手だったら、フォースを使っているように見えたのでしょうが。

目だけの演技が上手な麻酔科医の出番が少なかったのも不満。彼に、「フォースを使え、坂口!」と言ってほしかったです。

内田有紀の秘話も大したことはなかったし、めいしんメディカルシティーにかかる費用は国から取るというのも無理でしょう。まあ、野口先生の「費用負担に似合った医療を」の対極にあるのが「国民皆保険」なのですが。

内田有紀が医療に詳しいのは元医学生だったからですね。それが今は外資の企業買収のやり手。

娘の友達で、公務員試験に通りながら、外資のコンサルタント会社に就職する子がいます。彼女は将来どんな仕事に就くのかな、とふと思いました。
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