前立腺生検を受けるか悩んでいるPSA高値の方のためのサイトです。

癌の可能性が高い人だけに日帰り6箇所生検を行っている横浜市都筑区の木村泌尿器皮膚科です。
前立腺炎の患者さん用の掲示板も載せてありますのでお読みください。


木村 - 04/01/12 07:36:01

コメント:
HEIさんへ。鍼灸の専門家はトリガーポイントと言う言葉をご存じなんですね。鍼灸治療についてはかなり以前このサロンでも話題になりました。昭和大学藤が丘病院では池内教授が診察した後、適応のありそうな人を鍼灸師に回すそうです。その先は保険は効かないそうです。医者と鍼灸師の関係がスタンフォードと似ているなと今気づきました。

HEI - 04/01/11 22:13:08

コメント:
木村先生にお世話になりましたHEIです。
私の症状は、陰茎部の灼熱感(痛痒み)と睾丸の萎縮(冷たい水に下半身を浸した時起こる「睾丸がギュっと縮まる状態」が持続する)です。 これが15年ほど続いております。
私自身は、6年ほど前に週に一度の鍼灸治療を1年半ほど受け、不快感が「気にはなるが受容できる程度」にまで下がった様に感じ、その後、定期的な運動と入念なストレッチで、その状態をなんとか持続してきた様に思います。
それが、昨年9月頃から、仕事上でのストレスがあるレベルを超えてしまい、上に書いた症状が、受容できない程度にまで上がってきた様な感じがしていました。
その頃、木村先生が心療内科の先生とご一緒に治療を行っている事をこのサロンで知り、抗生物質と抗精神薬でなにか変わるのではと治療を受けました。 結果は、私の場合は、変化はありませんでした。
私のこの体験と、最近のこのサロンで話題になっているトリガーポイント(今日行った鍼灸の先生は、この言葉は4年ぐらい前から知っており、鍼灸の経穴(ツボ)とほとんど同じ思想ですよと、言っておりました)の考えなどから、 最近では、私の様な症状は、腰痛的痛みととても似ているのでではと考える様になりました。共通点は以下の通りです。(もちろん個人的考えです)
 1.痛み・不快感は、常に感じている。
   (ゼロになる事は無い)
 2.細菌の感染や筋肉疲労・骨の変形は痛み・不快感のきっかけだが、悪化又は持続する原因はそれだけではない。 
 3.ストレスが強くなると、痛み・不快感がより増す。
 4.違和感をとても気にする気質(簡単に言えば神経質)の人間がなりやすい。

ストレスが無くなれば不快感も消失するという簡単なものでは無いとは思いますが、当面は、再度、鍼灸治療でやってみようと思っています。

おけら - 04/01/11 21:54:30

コメント:
この病気、初期には抗生物質で治る場合があるようです。私も一度治って二ヶ月後再発し今に至ります。しかし、慢性化すると抗生物質では治らないようです、ここに来ている人はほとんど、いろいろ抗生物質を試して治らない人だと思います。原因は菌の侵入かも知れませんが慢性になるともう菌は関係ないのだと思います。私は細菌性ですが抗生物質を止めてからすこしづつ良くなってきています。セルニルトンも漢方も全く効果を感じませんでした。体を丈夫にして健康な生活を続けるしかないような気がします。女にも同じ症状があるとありましたが数的に例外でしょうし、前立腺から生じる病気の気もします。

so - 04/01/11 11:10:19

コメント:
木村先生このサロンのお陰て色々と精神的な支えとなりました。本当に心から感謝しています。又ここでの色々な方の意見がとても支えになり又知識も頂きとてもありがたいと思っています。何時までもこのサロンは残して下さい。又その後のシコリがどうなるかを知らせて頂きます。

so - 04/01/11 10:38:03

コメント:
木村先生薬の効能書いて頂き有難う御座います。一度直らないときにクリニックの先生にガチフロはどうですかと聞いたことがあります。先生はこれはとてもいい薬ですが特に若い人に進めていますとの事でした。そう言われて、この薬を頂きました。私の意見ですが、今まで前立線を押してその液を検査する方法も尿の採取の検査方法は慢性化した人には時として間違った結果が出て、先生が間違った判断をされる結果が生まれる可能性があるように思えます。 その点、精液検査は確実に結果が出る事が私の今までの結果で判りました。それもPCR方法での検査でするともっと正確に把握できます。ここでわかった菌がどういう薬に反応するかをシステム的に対応する仕組みを作りより早く対応出来る方法の開発を検査会社・製薬会社と組んで仕組みを作りましたらもっと効率の良い対応が出来ると思います。私の率直な思いです。宜しくお願いします。

木村 - 04/01/10 21:43:56

コメント:
抗生物質や抗菌剤を酒に喩えてみました。
A:日本酒 ー ペニシリン
    灘の生一本 ー サワシリン
    八海山 ー ビクシリン
    沢の鶴 ー ユナシン
B:ワイン ー セフェム
    ボジョレ ー フロモックス
    シャブリ ー セフゾン
    マルゴー ー バナン
C:ビール ー キノロン
    一番絞り ー ガチフロ
    スーパードライ ー クラビット
    ハイネッケン ー シプロキサン
    モルツ ー オゼックス
D:ウイスキー ー テトラサイクリン
    オールド ー ミノマイシン 
    リザーブ ー ビブラマイソン

soさんに著効したシプロキサンは、キノロンの仲間です。この仲間は前立腺への移行が良いことが知られています。
この仲間で一番新しく、守備範囲が広いと言われているのはガチフロ(杏林製薬、日本製)です。世界中で最も多く使われているのはクラビットで日本生まれ(第一製薬)、シプロキサンは外国(バイエル社ってアメリカ?)生まれです。シプロキサンは炭疸菌(生物兵器)騒ぎの時、特効薬として有名になりました。あの騒ぎの時、アメリカでは売り切れました。その直後、日本の厚生省はクラビットとオゼックスが炭疸菌に有効、と異例の早さで認めました(当時ガチフロはまだデビューしていませんでした)。
soさんはsoさんにとっての特効薬に出会ったのであって、soさんの前立腺に住んでいた菌にはシプロキサンは特別によく効いたのだと思います。今の状態が続くことを確信して下さい。

本日ちょっと驚いたことがありました。私の東葛クリニックでの治療が無効なので、鍼灸の治療に変更することにした、とわざわざある患者さんが、伝えに来て下さいました。セルニルトンや漢方薬を処方しているうちに来院されなくなる患者さんが、良くなっているのか、他のドクターのところへ行かれたのか、特に首都圏で治療している医者にはわかりません。他の病院に行くとわざわざ教えて下さったのは今日の患者さんが初めてでした(癌患者さんでがんセンターに行くから写真を貸してくれ、というのはよくありますが)。「このサロンを閉じないでください」と言い残されて行かれました。

JSさんのおかげで myofascial trigger pointの和訳が満足できるものなりました。引き続き、Nickelの論文の和訳に取りかかりたいと思います。

SIO - 04/01/10 19:04:47

コメント:
>SOさん

http://www.bayer.co.jp/hv/tenpu/data/cp_t.html
バイエル社のHPによると、シプロキサン錠は、1988年にリリース、2001年に効能が追加されています。効能に前立腺炎があるので、普通に処方されている薬のような気もするのですが。
睾丸を触っただけで、痛みがある、睾丸にしこりが残ったというのも、微妙に慢性前立腺炎、少なくてもCPPSとは違うような気がします。少なくても、私にはそういった兆候はありません。ただ、精液検査は私もしました。白血球が検出されなくなるまで、抗生物質を呑み続けましたが、痛みは消えませんでした。私のケースでは、その薬が効果を示すが疑問ですが、SOさんのように効果を示すタイプの患者さんもいらっしゃることと思います。 もし、可能でしたら、どちらのクリニックで受診されたのか、そのクリニックのメールアドレスやHPアドレスなどを書かれると、近場の方はアクセスしやすいと思うのですが。

so - 04/01/10 18:04:44

コメント:
シプロキサン錠100はバイエル薬品株式会社と明治製菓を昨年11月(恐らく2002.11)に発売を開始した薬だそうです。 比較的に新しい薬だと思えます。下記は薬の紹介です。 http://www.bayer.co.jp/bgi/newsfile/news/news-63i.html

so - 04/01/10 16:36:19

コメント:
補足として、以前(数年前)は総合病院に何時間もかけてその結果、尿採取した結果、菌がいないといわれ、精神的なものでしょうと言われた。そんなことは無いといっても何度も症状を訴えて通っても、グラビット錠のような効かない薬を貰たりしていました。色々と別なクリニックや総合病院へ行き、色々な薬を飲みましたが効きませんでした。今回も1.5ヶ月の歳月わ経て1週間で効く薬に到着しました。思考錯誤した結果だと思います。クリニックの先生が神様のように思えます。

so - 04/01/10 16:18:32

コメント:
木村先生前立線の漢字間違えていました。ところで、今日1/10にクリニックへ精液を持参し、顕微鏡の検査結果の結果白血球は1個~2個でした。年の暮れ12末日も同様で薬を飲まないでと言われました。その後夜のみ3日前まで飲んでいましたがすっかりよくなったので今は飲んでいません。苦しみから解放されて人生最高です。以前は睾丸も腫れていましたが、今はまったく正常に小さくなりました。シコリ部分的な固まりはまだありますが先生に聞きました所時間が掛かるとのことでした。又漢方のエキネシアは日2錠飲んでいます。シコリが少し早く取れるのではと願って飲んでいます。ビール・ワインと何でも飲めるし、一抹の懸念もなくなりました。私のような方も多くおられると思います。精液検査をして自分が何の菌で影響しているか知って欲しい。又クリニックの先生も今回はキッチリと検査と薬の経過が把握できたと言われていました。何か疑問がありましたらメールしてください。

しゅう - 04/01/09 21:00:41

コメント:
JSさんへ。関連痛について高橋クリニックのHPに次のような記載がありました。 ‘慢性前立腺炎の患者さんは、残尿感・頻尿・排尿痛などの下部尿路症状の他に、会陰部痛・大腿痛・大腿しびれ・足の痛み・足のしびれなどの多彩な症状を訴えます。略・・・前立腺などの内臓感覚も皮膚・筋肉などの体性感覚も脊髄の後角というニューロン中継基地に情報が集められます。そこで前立腺の情報と体性感覚の情報が混乱して中枢である脳に伝えられるので、前立腺の刺激が皮膚・筋肉などの体性感覚として錯覚するのです。この現象は他の臓器でも有名な例があります。心筋梗塞の発作の時に胸の痛みではなく、左腕や左肩の痛みとして訴えることが多いのです。特に左手小指を痛がります。これも心筋梗塞の刺激が体性感覚として痛がる有名な現象です。  また、膀胱・前立腺の大脳での中枢は、大脳頭頂葉中心溝内側に位置します。この近くには下半身の感覚中枢が存在し、膀胱・前立腺の中枢回路と下半身の中枢回路がリンクし症状を複雑にします。この生理学的解剖学的構造を理解していれば、治療に応用できます。「トリガーポイント治療」や「鍼灸治療」に利用できるのです。患者さんの痛み・不快感を訴える体表部分で特に強く感じる個所を刺激すると、その個所からの刺激が感覚神経を介して脊髄の後角に入ります。後角はニューロンの中継基地で中枢に刺激を伝えるセンター基地の役目があります。丁度その場所に前立腺の副交感神経からの伝わって来た刺激情報と出会い、体表部分の刺激情報が前立腺からの刺激情報を抑制(じゃまする)をして、中枢に伝わりにくくしてくれます。' 非常に的を得た説明で、我々に起こっていることもこういう事なのでは・・・と思うのですが如何でしょうか?  

JS - 04/01/09 20:02:41

コメント:
myofascial releaseについて、以下のHPを見つけました。http://www.eco-body.com/Body/mfr.htmlただ、原理的に理解できても、我々との関連をイメージすることは難しいのですが、如何でしょうか。

JS - 04/01/09 17:30:25

コメント:
myofascial trigger pointについて、よく分かるHPを見つけました。http://www.eonet.ne.jp/~lbp-center/myofascialsynd.html ただ、慢性骨盤痛症候群に関して、何が原因であるのかは、よく分かりません。

木村 - 04/01/07 17:39:26

コメント:
soさんへ。ありがとうございます。良くなった方の書き込みは他の方の励みのなると思います。ただ「前率炎」ではなく「前立腺炎」です。

so - 04/01/07 08:40:48

コメント:
更に近況整理して知らせます。1-原因-私は数年前から前率炎で悩まされてきました。両睾丸に違和感と触る痛みもあり困っていました。2-私の場合の検査結果-グラム陽性球菌B群溶連菌GBS+1とコアグラーゼ陰性+1です。3-検査方法-尿採取は正確なものが出ないこと誤解する。前率腺を抑えて採取する方法も私の場合は時に陰性となっていました一番良い方法は精液検査です一回目の検最新PCR方法です。これが一番確実でする 4-2回目からの精液検査方法は-クリニックからプラスチックの容器に直に精液を採取します。先端を軽く消毒します。これをクリニックに数時間以内に持参して顕微鏡で白血球の数を検査します。これが多いと菌がまだいる証拠です。5-自分で簡易な検査方法として-朝一番の尿を透明な容器に採り、バックを黒い色のものに当ててみると白い綿状の新鮮なものが数個浮いている場合は前率腺液が出ているので菌がいると判断できます。6-私の検査結果-精液検査では、コアグラーゼ陰性CNS+1・グラム陽性球菌B群溶連菌GBS+1が検出されました。7-処方した薬-シプロキサン錠100朝昼晩一錠飲む10日間その後は夜のみ1錠のみました。 2003.12.18日~2004.1.6症状は1週間でほとんどよくなります。但睾丸の部分的な固まりシコリはなかなか取れませんが夜寝る前と朝起きる前に軽くマッサージをしてやるとシコリが少しずつ少なくなっていきます。最近は朝の尿の採取して自分の検査では、古い小さい綿状ものと皮ががありましたがそれもほとんど無くなりました。8-その他-ビール・ワインなど飲んでもどうもありません。今までの苦痛がうそのようです。自分としてどんな菌がいるかを確認することはとても大切なここと又安心できます。先生に依ると何処にでもいる菌とのことです。この病気は尿道炎と前率腺肥大症はもちろん、肩こり、睾丸の違和感・腰痛を始め諸々の異常な病気。難病の一つと思えます以上まとめました。

木村 - 04/01/02 10:29:03

コメント:
正月休みに少し作り直しました。皆さんはここへはどうやっていらっしゃいましたか?yahooで前立腺炎を検索して
http://www.ne.jp/asahi/prostate/psa/n/pritis2.html
にまずいらして、そこから
../y/
に飛んでいらっしゃたのでしょうか? このサロンに入る前に
http://www.ne.jp/asahi/prostate/psa/s/remark.html
を挟んでみました。

しゅうさんへ。前立腺炎の原因の仮説はまだ、
http://www.ne.jp/asahi/prostate/psa/n/pritis2.html
のままでよいと思います。このページの
4.骨盤底筋の緊張症状が特に強い症例
をスタンフォード大学は治療しようとしているのだ、と私は理解しました。
私は前立腺マッサージ後の検尿による3タイプの分類を続けるつもりです (前立腺に圧痛があるというだけで抗生物質を処方されている人が多いので)。
そして前立腺痛と分類された人のうち、
3.骨盤腔内のうっ血タイプには漢方薬を処方し、
1.精神的な要因の強いタイプ の人は、心療内科の医師とともに診察していきたいと思います。

しゅう - 03/12/29 23:47:45

コメント:
筋・筋膜痛、トリガーポイントなど、前立腺炎における関連痛(特に下肢大腿部の筋肉痛のような痛みや張り)と非常に関係があるような気がするのですが、考える程訳が解らなくなってきます。何か仮説のようなものはないのでしょうかね?

しんじ - 03/12/28 19:18:29

コメント:
医学文献ではありませんが私たち素人が意味を理解するのに有用かな?と思いました。このページの下部です。みなさんご参考まで・・・。
こんなのもありますね

木村 - 03/12/28 18:14:55

コメント:
しんじさんへ。しんじさんの書き込みを削除してしまったようです。もういちどURLを書き込んで頂けないでしょうか?book13.htmlにコピーし、重複部分を消すさい、しんじさんの書き込みを両方のページから消してしまったようです。消す前に見させていただき、和訳を修正しました。西洋のツボは指圧した方がよいのか、そこは触っては行けない場所なのか、どちらなのでしょう。それにしても、理学療法のことになるといろんなページがありますね。私は線維筋痛症という病気のページを見つけました。検査で異常が見つからない痛みは頭痛以外にもたくさんありますね。

しんじ - 03/12/28 13:24:35

コメント:
木村先生
丁寧な和訳ありがとうございました。 昨日Myofascial/Trigger Point Releaseの意味についてリンクを貼りましたが削除されている様です。的はずれや、失礼であったならば御容赦ください。私はこれまで海外の情報に関してあれこれ情報発信いたしました。しかしながら肝要の骨盤の頭痛本もいまだ購入できていません。自身を振り返ればインターネットで得た断片的な情報をただただ書き込んでいる様にも見えますね。それらに対し辛口?であってもお時間を裂いて向き合って頂いている事に感謝しております。

SIO - 03/12/28 06:03:40

コメント:
木村先生、お疲れ様です。見事な和訳ですね。


kei - 03/12/28 01:14:42

コメント:
椎間板ヘルニアで2つの軟骨が神経を圧迫しているので手術が必要といわれました。私の非細菌性前立腺炎の原因もそこから来ているのかと最近疑うようになりました。

Tanaka - 03/12/27 23:25:09

コメント:
木村先生、スタンフォード・プロトコールの和訳大変有り難うございました。自分で訳そうと試みたのですが、どうも理解しにくい所が多くて・・。それにしても、原因を問わず?この骨盤痛という症候群に対してこのような長期の理学療法?で切れ味良く治るものなのでしょうか?いわゆるEBMの見地からもどの程度の実績が出ているのか(論文)是非知りたいものです。もちろん期待はしています。