第6回ニュータウン皮膚疾患懇話会@新横浜国際ホテル
昨日は第6回ニュータウン皮膚疾患懇話会でした。
[第5回]、
[第4回]、
[第3回]、
[第2回]
センター南にある大学病院と、開業医との病診連携勉強会です。
テーマは
アトピー。講師は3年前まで、新横浜で働いておられ、現在は都内の大学の教授をされている先生。
内容は6分割されていましたが、どれも内容豊富。
5番目の、
アトピー患者では体内のステロイドが抑制された状態にあるので、ステロイド外用薬で皮膚炎を良くしてあげると、体内のステロイドは増える、
ステロイド外用薬を1日10g使うと、副腎不全となって体内のステロイドが減る、というのは、健常人を対象にした研究からの類推に過ぎず、誤り、
というのが、印象に残りました。
4番目の話題の
ネオーラルについては、話が短すぎました。
ネオーラルについては、9月2日に横浜崎陽軒で、腎臓内科の先生も呼んで、勉強になる(開業医でもネオーラルを安心して処方してよいみたいな)話があったようです。
その日は私は、横浜崎陽軒から南に数千キロの所にいて、参加できませんでした。
アトピー患者への
ネオーラルの処方を開業医もするのか、については、出遅れてしまいました。
昨日の話は、大河ドラマの総集編のようで、すべてを聞いたことがある人には、まとめとして役立ったと思いますが、
6個の話題のうち、聞いたことがあるのが3つの人間には、ついて行けない部分もありました。
懇親会では、都筑区皮膚科医会も勉強会を開こう、という話に。
泌尿器科医会が
尾上先生を呼んで
STDについて講演してもらったことは、多くの皮膚科の先生(当日参加されてはいません)がご存知で、
皮膚科医会も予算をもらっているんだから、何かやろうという話でした。
旗振り役は、会計担当理事をやられている先生です。
私にも熱く語りかけてくださいましたが、
尾上先生を呼んでくれたのは、
りつ先生で、私は、泌尿器科医会会長という神輿に乗っていただけですし、
皮膚科医会のまとめ役は、やはり
皮膚科専門医にお願いするべきだと思いました。
都筑区皮膚科医会勉強会が開かれるなら、万難を排して参加するつもりです。