泌尿器科医・木村明の日記

神奈川県前立腺腫瘍研究会@新横浜プリンス


歴史ある神奈川県前立腺腫瘍研究会。大学病院の医師達の発表が聞ける場です。

2018年7月7日(土)

2017年は当院の納涼会とかち合ったので欠席。

2016年7月第1土曜日

2015年7月第1土曜日

2014年7月第1土曜日から新横浜プリンス。

2013年7月第1土曜日だけフジビューホテル。

2012年7月第1土曜日までは崎陽軒。

2011年7月第1土曜日

2010年7月第1土曜日AsahiKASEI Urology Conferenceとかち合ったので欠席。

2009年7月第1土曜日

2008年7月第1土曜日


特別講演は「全身拡散強調画像の基本と、最近の骨転移検索(前立腺癌)について」。

2018年7月7日(土)は新横浜プリンスで第35回神奈川県前立腺腫瘍研究会。

15時から始まっていましたが、私が聞けたのは一般演題の第4題から第8題でした。

演題7は当院近くの大学でのゾーフィゴの成績

10例に44回投与したとのことでした。

特別講演は「全身拡散強調画像の基本と、最近の骨転移検索(前立腺癌)について」。

拡散強調画像(DWI)の撮像のためのパルス系列の説明が分かりやすかったです。

2年前の泌尿器科診療所懇話会での「泌尿器科医が知っておくべきMRI検査の基本知識」もわかりやすい説明でしたが、

その時理解しきれなかったことも今回理解できました。

T2強調を撮るときのパルス系列の途中に、水分子に「右向け」、次に「左向け」との命令を出す。

どれくらい右に向くか(60度か30度か)は傾斜磁場の強さによる。

水が動いていなければ、「右向け」、「左向け」の命令の後は60度右を向いて60度左を向くので、結果正面を向く。

細胞外液など動きやすいために傾斜磁場内を移動した水は、60度右を向いて30度左を向くので、最後は右に30度ずれていて、信号が弱くなる、という感じ。

講義中にはここまで理解できませんでしたが、懇親会中に質問したら、パソコンを引っ張り出してきて丁寧に説明してくださいました。

ただ説明はそれだけにとどまらず、ライザップの勧誘もされてしまいました。

この放射線科医、RIZAP紹介アンバサダーなんです。

どうなるんでしょう。

2018年7月9日


テーマは内分泌療法。

先週土曜日は新横浜プリンスで第31回神奈川県前立腺腫瘍研究会。

15時から始まっていましたが、 私が聞けたのは一般演題の第5題から第9題でした。

横浜市内の主な病院からの内分泌療法の治療成績。 転移性前立腺がんの5年生存率は50%前後とのことでした。

今年売りだされたイクスタンジザイティガが、 これを延長してくれるか、が今後の期待です。

今年4月からの5年間にまた、専門医の単位を100点集めなければなりません。 先週土曜日は最初の3点をゲットしました。

それが主な目的でしたので、特別講演と情報交換会はパス。 専門医の単位のページを作りました。

2014年7月7日