泌尿器科医・木村明の日記


電子書籍:形式よりまずコンテンツ


雨が降り続いていますが、日曜日は晴れ。嶮山スポーツガーデンのテニス倶楽部は満員御礼状態でした。
5時間テニスコートにいて、プレイしたのは3セット。1セット30分としてテニスしていたのは1時間半でしょうか。

待ち時間、この本を読んでいました。そして、ザーッとですが、目を通す事が出来ました。
理力のiPadを只で手にしてから、投資したお金。
ビックマックセット(590円)を投資に含めたらふざけすぎでしょうか。
App Storeで買った、アプリとしての蟹工船。230円。
i青空書庫。450円。
i文庫HD。800円。
そして、この本が3400円。
私が目指していたのは、App Storeでアプリとして売る電子書籍
アプリとしての電子書籍には、
setAnimationTransition:UIViewAnimationTransitionCurUp(カールアニメーションを呼び出す命令文)
のようなページめくりアニメーションのプログラムも付いています。
でもこれは、大変ハードルが高いことが分かりました。
まず、アプリ開発用のソフトを購入しなければなりません。年額10800円。
さらにこのソフト、Mac Os上で動くのだそうです。Windowsマシーンユーザーの私は、まずMacのPCを購入しなければなりません。たぶん。
iBooksという無料アプリを使えば、ePub形式で書いた電子書籍やPDFで書いたファイルも開く事が出来ます。
iBooksという無料アプリに、ページめくりアニメーションが内蔵されているので、iBookstoreで売る本は、本文とヘッダー・フッター情報だけで良いようです。
ePub形式は突き詰めるとXHTMLのようです。有料のソフトなしでも作れるもののようです。
i青空書庫はXHTMLで公開(著作権切れ)されている日本の名作小説を読むためのアプリ。でもiphone用でした。450円無駄使い。
iPad用の同じ機能のアプリ、i文庫HDを800円で購入。
XHTMLで公開しておけば、i文庫HDが進化して、私のアサヒネットや東急ケーブルのサイトに預けてある、XHTML形式の図書を読んでくれるようになるかもしれません。
iBooksはまだ、バージョン1.1だそうです。バージョン2はどんなものになるのか。
さらには初代iPadは一つしかソフトが開けませんが、iphone4のOSはすでに、二つ以上のソフトが同時に開けるようです。
1つしかソフトが開けないと、電子書籍のある病名から私のホームページにリンクしてあると、読者がその病名をタッチ(指でクリック)すると、本が閉じられ、ブラウザのSafariが開くので、リンクは減らさなければなりません。
でも、iphone4のOSのようなものが、次世代iPadに採用されれば、本の各病名から、私のページに飛べるようにしておいたほうが得策です。
伊吹先生が作ってくださったPDFのサンプル。こっちがリンク付きのほう、こっちはリンクなしほうです。
ePubにもPDFにもXHTMLにも変換できるテクスト形式で、まずコンテンツを揃えることが、私がやるべきこと、のように思えてきました。