泌尿器科医・木村明の日記


第75回日本泌尿器科学会東部総会@宇都宮


昨日は宇都宮で日本泌尿器科学会東部総会。クリニックを休みにしないで日帰りで参加できる総会です。

会場は歩くと25分かかる文化センター。雨なので、皆タクシー乗り場へ。

顔見知りの先生二人と同乗しました。別に節約ではありません。皆行く場所が同じなわけですから、3人乗ったほうが行列が短くなりますから。

顔見知りですが、学会場ですれ違っても、わざわざ立ち止まってお話できるほど親しい間柄ではない先生(出身医局も診療圏も違う)お二人と、

15分ぐらい(渋滞していたので)お話しできました。お一人は、娘がいる病院で泌尿器科を研修している医者を泌尿器科に誘った先生です。

その研修医は、私の娘の高校の1級先輩で、その研修医のお母さんは都筑区医師会員、という、世の中狭いんです。

もうお一人は、私の子供'sが生まれた病院に今勤めている先生。

午前は卒後研修プログラム「転移性腎癌の治療」。これで5ポイント。東部総会参加が15ポイントですから、昨日は20ポイントゲットです。

ランチョンセミナーとポスターセッションは前立腺生検関係を聞きました。

6箇所生検から始まって12箇所生検へ。そして、不要な部分を減らして8箇所へ、みたいな流れを、

質疑応答のなかで感じてきました。

抄録だけでは流れは感じられないんです。抄録には多く生検したほうが発見率が高くなる、みたいなことしか書いてありませんから。

午前中にも前立腺生検のオーラルセッションがあったんです。5ポイントより、そっちの質疑応答を聞けばよかったかな、とちょっと反省。

勉強した内容を当院での前立腺生検にどうフィードバックさせるかについては、こここことダブりますので、この辺で。

この二つのページ、理力のiPadで見たときの出来が違いますね。やはりプロの手によるものは違います。

7月の研究会で聞きそこなった、腹腔鏡手術シミュレーターの話を最後に聞いて、4時15分に会場を後にし、

餃子屋を探しながら、徒歩で駅へ。6個300円の餃子を食べました。5時7分に新幹線に乗り、7時には自宅にいました。