なだそうそう(妻夫木聡・長澤まさみ主演)
読売新聞を見てきてくださった患者さんに、「私も前立腺生検が必要だと思います」と説明したら、当惑されていました。
妻夫木聡・長澤まさみ主演のなだそうそう、早くも地上波登場です。最初の1時間だけ見ました。親同士の再婚で義理の兄妹になった二人の話。お兄ちゃんはばかで不器用。でも恋人はいる。お兄ちゃんよりはるかに優秀な恋人がなぜお兄ちゃんに引かれたのか説明はない。恋人を捨てるのはお兄ちゃんの方。妹は秀才。お兄ちゃんはばかだけど放っておけない。妹は小さい頃におにいちゃんに助けててもらったのを良く覚えていて、お兄ちゃんに恋心を抱いている。
あだち充の「みゆき」とまったく同じでした。違うのはハッピーエンドか、片方が死ぬか?あだち充、大好きです。タッチ、みゆきはうちにはコミック集よりちょっと分厚い全集が揃っています。これは私が買ったもの。あとH2のコミックは私の影響を受けた?息子が買い揃えました。
妻夫木聡も長澤まさみも私のお気に入りです。妻夫木君が出ている東京ガスのCMは面白いし、
プロポーズ大作戦を最後まで見たのも長澤まさみが主演だったから。でも、昨日は最後まで見なくてもいいや、と思ってしまいました。
話は突然、仕事のことに。
読売新聞効果はもう終わったの、という感じで昨日いらした
PSA高値の方はお二人だけ。そのうち一人は、
みずきクリニックからの紹介でした。PETがあるゆうあいクリニックにも勤めておられる桑田有希子先生が院長をされているクリニックで、がんに関する相談・診療を専門に行われているクリニックです。この先生のブログは
事件は現場で起こっているんだっ!って感じで結構過激で面白いです。「決められたベッド数以上に患者さんを入院させ、市から勧告を何度か受けたにもかかわらず、改善がされなかったようで、ある病院に調査が入るという報道がありました。どういう状況なのか詳しくはわかりませんので、よいとか悪いとかの判断はするつもりはありません。しかし、一方で、満床といって、救急患者さんを断ると、マスコミをはじめ、病院には非難が集まります。
受けても、受けなくても。医療関係は非難されるなあ。じゃ、どうすればいいんでしょう?」拍手!昨日、先生が御紹介くださった方は前立腺生検の予定となりました。一方、読売新聞を見てきてくださった患者さんに、「私も前立腺生検が必要だと思います」と説明したら、当惑されていました。
「軽い数値異常、様子見る」「不必要な生検避ける」という新聞記事の見出し通りの結論を私が出すのを期待して来られているんですね。
2007年10月30日の院長ブログ原稿
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