泌尿器科医・木村明の日記


存在意義②



さて過去2回は多くの人に来ていただけた都筑区泌尿器科医会講演会。

初回は、講師を誰にするかで決定。初回は近くの大学病院の教授しかないでしょう。

テーマは「女性骨盤底疾患と排尿障害」。聞き手が少ないと困るので、近隣の区の泌尿器科開業医にも案内を出し、盛況に終了。

2回目は、産婦人科や皮膚科の先生にも来てもらえるようにと、STI

ドクターフリッカーをはじめ内科の先生にも来てもらえ、盛況に終了。

さて、3回目はどうしよう。

泌尿器科の勉強というのなら、前立腺癌の放射線療法、なんてのも聞いてみたいですが、

司会のりつ先生と座長の私以外は参加者ゼロ、なんて事態もありえます。

前立腺肥大症治療薬(ハルナールフリバスユリーフ)の製薬会社が節目節目(発売・1周年・3周年・10周年)主催する勉強会。

α1ブロッカー(前立腺の筋肉をゆるめて尿の通りを良くする薬)について、

その道のプロをお呼びして話を伺う、という路線では、もう泌尿器科医は聞き飽きていて来てくれない、

なので、この際、受けそうなテーマで、無名の新人を抜擢してみようか、

なんて、ことなのかなあ。

7月3日(土)は12時半で、受付を終了とさせていただきます。