泌尿器科医・木村明の日記


都筑区も大きいけど横浜市は大きすぎる


小川軒のレーズンウィッチを最後に買ってから5年ぐらい経ちました。

開業直前に、目黒区医師会の先生達のクリニックを見学させてもらったときに、レーズンウィッチを持って行きました。

クリニック内を案内してもらい、開業のノウハウについていろいろ助言をしていただけたのは、

あの頃は、目黒区でPSA検診を始めてもらうための資料作りを勤務医と開業医が一緒にやっていて、

何度も会合でお会いしていて、親しくさせていただいていたおかげです。

目黒区には、区議会があり、選挙で選ばれた区長さんがいます。PSA検診にいくら予算を使うかは、区長さんが決めます。

目黒区医師会の医師は、健診やワクチン接種を目黒区と契約します。

都筑区には、区議会はなく、区長さんは市の職員です。

都筑区の医師は、横浜市と契約しなければならないので、横浜市医師会が窓口です。

都筑区医師会は、横浜市医師会からの通達を会員に知らせる中継局に過ぎません。

都筑区には20万人が住んでいます。

福井県の人口は80万人。港北区・青葉区・都筑区を合わせれば80万人。

横浜の北の端の3区に、福井県の人口と同数の人が住んでいます。

横浜市内の各医療機関が新型インフルエンザワクチンを何本必要としているかの集計を任された横浜市医師会。

横浜市の人口は367万人。集計が終わって各医療機関にワクチンが回ってくるのはいつなんでしょう。

全国津々浦々という表現がありますが、福井県や鳥取県(70万人)・島根県(80万人)の津や浦より、横浜の北の端の方がワクチンが回ってくるのがかなり遅くなるのかもしれません。

健診やワクチン接種などは横浜市とではなく、都筑区と契約できるように、区に権限を移してほしいものです。

都筑区長さんに権限があれば、都筑区医師会長とのトップ会談だけで、実情にあった素早い対応を打ち出せるのではないでしょうか。

昨日は予約検査の後、一兆堂でとんこつ。その後、私は鴨池公園から徒歩でクリニックへ。

事務長は川和ゴルフへ。火曜日は1000円で1時間打ち放題。360球打ったそうです。10秒に1球。