泌尿器科医・木村明の日記

木村顔

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。

北部病院消化器連携勉強会


早期胃癌の内視鏡診断-最前線。超拡大内視鏡でどこまで分かるのか、その結果生検を減らせるのか。

北部病院連携勉強会

4月16日は昭和大学横浜市北部病院消化器センターと都筑区内科医会との連携勉強会に参加。

演題は早期胃癌・バレット腺癌の内視鏡診断-最前線。

講師はこの先生の元ボス。

内視鏡の技術革新により、早期胃がんの診断法はどう変わっているか、というお話でした。

内視鏡画像いっぱいの講義でした。

まず通常の内視鏡画像(赤っぽい背景)に続いて、青っぽい、灰色っぽい画像。

光源が変わったのか、画像処理なのか?

そして超拡大内視鏡画像(しかもメチレンブルーで染色してある)などが次々出てきます。

通常の内視鏡画像を見慣れている人には面白い話だったのでしょうが、

私は赤い画像が青い画像に変わって、どこが見やすくなったのか、も分からず、

途中で気を失うこと数回。

今回は胃内視鏡を自院でルーチンにやられている開業医参加が多かったです。

超拡大内視鏡でどこまで分かるのか、

その結果生検を減らせるのか、

消化器専門クリニックと大病院との連携における役割に変化が現れるのか、

関心が高いテーマだったのでしょう。

2018年4月18日


北部病院消化器連携勉強会


飲酒と食道がん・咽頭癌の関係のお話。アルコールが発がん物質なのではなく、アセトアルデヒドが悪者、とのこと。

北部病院連携勉強会

7月1日(月)は昭和大学横浜市北部病院消化器センターと都筑区内科医会との連携勉強会に参加。

「飲酒とがん」という愕然としたテーマだったので、内容は想像できないまま参加。

飲酒と食道がん・咽頭癌の関係のお話でした。

アルコールが発がん物質なのではなく、アセトアルデヒドが悪者、とのこと。

アルコールを分解する酵素を持っていない人が、無理に飲酒するとアセトアルデヒドがたまって危険。

ちょっと飲んだだけで顔が赤くなる人が危険。

ではいくら飲んでも顔が赤くならない人は安全か。

顔が赤くならなくて、自分は酒に強い、と思い込んでいる人の中にも、

酵素活性が低くて、アセトアルデヒドが貯まる人もいるとのことでした。

それを調べる検査法もあるそうなので、いつか受けてみなければ。

でも、アルコールが咽頭癌・食道がんを直接引き起こすわけではないことを聞いて、ちょっと安心。

実は私の最近の飲酒はウイスキーのストレート

アルコール濃度が45%を直接咽頭に流し込むのはまずいかな、と感じていたので。

2019年7月2日


北部病院消化器連携勉強会


病診連携で取り組む膵癌早期診断。膵癌のリスク因子(糖尿病、タバコ、肥満など)があって、経腹エコーで膵管の拡張を認めれば基幹病院へ。

北部病院連携勉強会

1月22日(火)は昭和大学横浜市北部病院消化器センターと都筑区内科医会との連携勉強会に参加。

一般演題北部病院 消化器センターのDr.による『 胆石性イレウスの2例 』。

2例とも十二指腸に嵌頓した胆石を電気水圧衝撃波胆管結石破砕装置(Electronic hydraulic lithotripsy:EHL)で砕石を試みたお話。

EHLは尿管結石の内視鏡治療に用いる装置。

質問させていただきました。

水のない所で電気で火花を散らしても衝撃波は発生しないのでは?

ウォータージェットを石に吹きかけながら砕石するとのことでした。

特別演題は『 病診連携で取り組む膵癌早期診断 』で、

講師はJA尾道総合病院 消化器内科部長。

尾道は入院施設のある総合病院と医師会との連携が非常に上手くいっている街。

地域包括ケアのモデルにもなっていて、尾道方式などと呼ばれています。

医師会のドクターが健診で腹部エコー。

膵癌のリスク因子(糖尿病、タバコ、肥満など)があって、経腹エコーで膵管の拡張を認めれば基幹病院へ。

MRCP(MRIでの膵管造影?)や内視鏡エコー、エコー下生検、ERCP(内視鏡で膵管にカテーテルを入れる)で細胞診まで行い、膵癌を早期発見。

その取り組みを10年ぐらい続けていて、尾道では膵癌の5年生存率が上がっている、とのことでした。

英字論文を何本も書いている先生が大学には戻らず、そのまま尾道「農協」病院にとどまり続けていることが素晴らしい、と感じました。

医師会と大病院との連携は顔の見える連携ですから、大病院の先生が、ローテーションで次々変わると成り立ちません。

2019年1月23日


(↓EDのページに飛びます↓)
EDの名医