日本泌尿器科学会が新しい専門医制度にも対応した学会員向けの総合的な教育関連サイトJUA academyを立ち上げました。
JUA WEBINAR第3シリーズは「進行性前立腺癌 -基礎から最新の治療まで-」。
その第4回は「進行性前立腺癌に対する Bone Management」。
今回の講師は整形外科医。
今までの風潮としてガンは原発部位の科が主治医を務めていた。
整形外科医は骨肉腫はみるが、肺がんの骨転移なら呼吸器科が、前立腺癌の骨転移なら泌尿器科にお任せだった。
しかし整形外科医が介入して骨折を防げれば、寿命が伸ばせることもあるし、寿命が伸びなくても、自宅で過ごせる時間が長くなる。
転移のあるガンの生存率は伸びてきており、骨転移も積極的に治療することが、QOL改善に役立つ、
という話を聞けました。
後半は司会を務めた泌尿器科医(横浜労災泌尿器科の勉強会などで顔見知りの先生)によるゾーフィゴの説明。
OS改善のデータを持っている(ゾメタ、ランマークにはない)薬剤であること、
ゾメタやランマークと併用すべき薬剤であること、
ザイティガとは併用してはいけないこと、
イクスタンジとの併用のデータはないが、やめておいたほうがよいこと、
などを勉強しました。
テストは一発合格。
80点でしたが。
2018年7月14日