泌尿器科医・木村明の日記

木村顔

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。

ホーチミン(サイゴン)
グッドラックツアー(Good Luck Tours)が募集した ホーチミン満喫プラン に行ってきました。
9月14日(日)
センター南=成田空港=ホーチミン=Indochineでベトナム料理=シェラトン・サイゴンホテル(泊)
9月15日(月)
シェラトン・サイゴンホテルでバイキング形式の朝食=市内観光=ランチ(ベトナム料理)=ショッピング=ホテルのプールでスイミング=フランス料理のディナー=シェラトン・サイゴンホテル(泊)
9月16日(火)
シェラトン・サイゴンホテルでバイキング形式の朝食=市内散策=ミトーメコンクルーズ=ランチ(ベトナム料理)=漆塗り専門店で買い物=ホテルのプールでスイミング=中華料理のディナー=シェラトン・サイゴンホテル(泊)
9月17日(水)
シェラトン・サイゴンホテルでバイキング形式の朝食=クチ・トンネル=ランチ(中華料理)=足裏マッサージ=水上人形劇=ベトナム料理のディナー=空港
9月18日(木) 空港0時5分(日本時間2時5分)=成田空港(7時50分)=センター南
<一日目>
Indochineという店で、ベトナム料理

今回の旅行はすべて食事が付いているものにしました。事前に勉強するのが面倒なので。
(写真はクリックすると大きく表示されます)

本場の生春巻きなどに感激でした。写真はこれ以外にも撮りましたが、さとちんさんのように上手く撮れませんでした。

<二日目>
統一会堂前の道路。ほとんどの人の通勤手段がバイクなので、やたらバイクが多い。

統一会堂(旧南ベトナム大統領府)。南ベトナムの大統領が亡命するために使ったヘリポート。

統一会堂(旧南ベトナム大統領府)。

中央郵便局。

ベンタイン市場前。縦横無尽に走るバイクにびっくり。最初はひったくり注意で、ウエストポーチを握って歩いていました。

昼食はベトナム料理。

単独行動で買い物。

午後はオプションなし。
実は持って行ったデジカメはセコムに入ったときにもらったものでしたが、最初に1~2枚試しに撮ってみて、パソコンに取り込めることを確認したままでした。 今回旅行に持って行ってみました。なんと5枚撮ったら内部メモリーがいっぱい。メモリーカードが入っていないことに気づき、午後にサイゴンのカメラ屋さんで1GBのカードを買いました。25ドル。妥当なのか、日本より高いのか。
ホテルを出て、街へ。 信号がない交差点の横断歩道の渡り方。とにかくゆっくり。相手とアイコンタクトを取りながら。 4輪車の前を無理に横断しては行けません。ブレーキをかけなければならない速度で近づいていれば、そちらを優先。 一方、バイクは、こちらが一定の速度で歩いていれば、私の前を通るか後を通るか、自分で判断してくれます。

ホテルのプールで約500mスイミング。

夕食はフランス料理。
ベトナムは中国・フランス・日本・アメリカ(添乗員さんの説明)に占領されていたので、フランス料理も人気のようです。
サラダとパンとポタージュスープと白身の魚のフライとプリンとコーヒー。はっきり言って、学士会館の安いほうから2番目のメニューぐらいの量と味でした。
ホテルのテレビのCNNでリーマン証券の話題を聞きました。何かすごい事が起きているなあ、と思いましたが、日本国内での扱いはCNNの扱いに比べれば、白鳳が負けたのと同じぐらい。 山一證券の倒産を経験した日本はバブル崩壊に関しては、アメリカの先輩格で、余裕があるのでしょうか?

<三日目>
シェラトンサイゴンホテルのビュッフェスタイルの朝食では3日間とも食べ過ぎてしまいました。目の前でリクエストに応じて作ってくれるオムレツ等、ついつい食べ過ぎます。 横浜ベンシェラトンも宿泊すれば、朝はこんな感じの朝食が食べられるのか、泊まってみたくなりました。
集合時間前に市内を散策。4輪車とバイクと歩行者が信号のないところでどうやって事故を起こさずに交通できるか、分かり始めました。 4輪車はあまり走っていません。4輪車にブレーキをさせてはいけません。4輪車優先です。歩行者とバイクは対等。 お互い、速度を急に変えず、一定の速度で進めば、衝突せずにすれ違えます。 信号なしで上手くいくのは、まだ4輪車が圧倒的に少ないからでしょう。

サイゴン大教会。

Toshibaの看板を見たので記念撮影。有名な企業はホンダだそうですが。

ミトーメコンクルーズ。

前方に見える橋は日本のODAによるものだそうです。大手建設コンサルタント会社がベトナムでのODAで汚職したニュースがありました。ベトナムの役人から賄賂を要求されたとのことでしたよね。

果樹園でドラゴンフルーツやバナナなどを食べていると、突然家族が現れて、民族衣装で演奏と歌。幸せなら手をたたこう、も歌ってくれました。記念撮影も。もちろんチップははずみました。


ランチ(ベトナム料理)。

何度か食べたベトナム料理。 ミトーでのメコンクルーズの後に地元の人たちも食べているレストランで食べた、から揚げした魚(エレファントフィッシュ)を生春巻きに巻いて食べたのが一番美味しかったです。


ホテルのプールでスイミング。

夕食は中華料理。
東急SCの南国酒家での村民会議やみなとみらいでのブロ友オフ会などで美味しい中華を食べなれているので、それほど感激しませんでした。
<四日目>
クチ・トンネル。
ベトコンの地下通路の入り口です。事務長の後、私もガイドさんに勧められて下半身だけ入りました。

しかし、結構深く、ウエストが入り口を通り越してしまいました。 記念撮影の後、自分の脚力と腕力では出られず、兵士に引っ張り出してもらいました。ウエストではなく、ベルトが引っかかっていたんです。 メタボで、クチに行く人は、この入り口に入る前に、ベルトを外しておきましょう。レーザーレーサーのような服を着るのがよいかもしれません。

クチ・トンネルの中を歩きましたが、最低限の20mでギブアップ。私は前屈姿勢を続けると、内臓脂肪が横隔膜を押し上げて、呼吸できないのです。 プールを25m潜って泳ぐような苦しさでした。観光用には100mまで続いているそうですが、先に行くほど狭くなるとか。


ホーチミン市で中華のランチ。

足裏マッサージ。
すでにホテルをチェックアウトしているのでプールで泳げません。オプショナルツアーを何も申し込んでいなかった私たちのために、優しいガイドさんは足裏マッサージと水上人形劇をセッティングしてくれました。
水上人形劇
ハノイが本場とのことですが、最近はホーチミン市でも上演されるようになったそうです。

ベトナム料理のディナー。

辛いものが苦手でなければ、ベトナムでは全てベトナム料理にしたほうがよいでしょう。
ただ4日目になると、ベトナム料理の評価もできるようになります。どうも私たちのコースはそのレストランの最上のものを食べさせてくれてはいないような気がしました。
国内旅行でもそうですが、北海道のツアー旅行に参加したらと言って毎食新鮮な魚を食べさせてくれるとは限りません。
東京でフランス料理、と言っても、帝国ホテルもあれば、学士会館(バカにしてはいません。私達は神保町の学士会館で結婚式)もあるわけで、さらに同じ店でも、いろんなコースがあるわけです。
南国酒家に関していえば、東急SCの最高のコースは原宿の本店の最高のコースの3分の1程度の値段です。同じ南国酒家でも原宿のほうが美味しいものを食べられるんです。
ですから、ベトナムでは中華料理やフランス料理はお薦めできません、と言っているわけではありません。
ホーチミン市には日本料理屋もいっぱいありましたが、今回のスケジュールには日本料理はありませんでした。
新鮮な魚を使う日本料理、ホーチミン市では結構な値段なのでしょうか?
安い料金でまずい日本料理を食べさせたら、日本人は怒るでしょうからね。
パック旅行であまり食事に期待してはいけません。言葉の通じない外国で、ぼられる心配がないのがパック旅行の最大のメリットです。