泌尿器科医・木村明の日記


晴耕雨読


9月10日からは蟹工船を、14日からは1Q84を読むことになってしまいました。
小説を読むのは、ハリーポッター以来です。
理力のiPadでApp Storeで何か本を買ってみようと、名作小説で検索したら出てきた数少ないリストの中から、
読んだ事のある、夏目漱石の作品ではないものを、と思って、蟹工船を選びました。
「若者の間で蟹工船ブームが起こっている」とNHK特集か歴史秘話かで見たような気がしたから。
蟹工船の中で過酷な労働を強いられていても、カニを取る漁師と缶詰を作る作業員とには仲間意識がなく、監督の言いなりに働いていたが、
労働者の無残な死をきっかけに別々の職種が団結してストライキを起こすまで、が描かれていました。
1Q84は1年以上前に図書館に予約しましたが、Book1と2が、14日に届きました。
パラレルワールドの謎を知りたくて、Book1は熱心に読みました。
Book2の最初の方で、主要登場人物の相関図が明らかになったところで、急に読む意欲をなくしました。
返却する必要がない自分の本なら、きっとここで挫折していたでしょう。
頑張って読んでいたら、真ん中辺りからまた新たな展開があり、昨日Book2も読み終わりました。
まだ完結していないので、感想文は書けません。続きが読みたくなったので、図書館にBook3を予約しました。
一刻も早く読みたいから、買ってこようとまでは思いません。買ってしまうと安心して読まないかもしれませんから。
昨日は雨が降る前に8時から30分だけ、嶮山スポーツガーデンで乱打。
後は読書。晴庭球雨読です。ショートコースで芝を耕していた人たちも、本降りになったら、引き上げていました。