泌尿器科医・木村明の日記


ヘルペスウイルス勉強会@新横浜プリンス


「ぶんし過敏症」。藤が丘の教授の発音は「ぶんし」と聞こえます。分子??。答えは「蚊刺」。

「蚊」を音読みすると「ぶん」。飛蚊症の「ぶん」ですね。

昨日は混みました。第2・3・4土曜が空いているのに、第1・5土曜は混みます。

2号用紙の書き足しを終えて、3時50分にクリニックを出て、新横浜プリンスへ。

4時から昭和藤が丘皮膚科教室との病診連携勉強会が。20分遅刻でした。

テーマはヘルペスウイルス。でも、口唇ヘルペス帯状疱疹の話ではありません。

ヘルペスウイルスにはいろんな種類があります。

ヘルペスウイルスは専門家の間では、HHV(ヒューマン・ヘルペス・ウイルス)と言います。

イボコンジローマの原因になるのは、HPV(ヒューマン・パピローマ・ウイルス)。

これらに、それぞれいっぱい番号がついています。

皮膚科のシルバーセイントに過ぎない私は、

嵐は二宮君だけ、

ニュースは山Pだけ、

しか、知らないようなもんで、HHV-6とかEBウイルスとか言われてもぴんときません。

蚊刺過敏症とは蚊に刺されたときに手足が異常に腫れあがる状態です。

これに、HHVの一員のEBウイルスが関係しているそうです。

EBウイルスは伝染性単核球症を起こすウイルスですが、嵐のメンバーが何人なのか知らない私には、突然EBウイルスが登場してもついていけません。

蚊刺過敏症で、精査が必要なのは、熱が出ること、去年刺された場所が瘢痕になって残る場合だけ。

でも親が心配していて、EBウイルスがいる確率は10%もないと説明しても検査を希望されるなら、

「この抗体価とこの抗体価を測ってみてください。」みたいな話が続きましたが、私のメモリー容量を超えてしまいした。

そういう方は、昭和藤が丘皮膚科に紹介させてもらおうと思いました。

この話題以外にも、HHV-6(初感染は突発性発疹)が、薬剤アレルギーで果たす役割など、昨日はゴールドセイントを対象にしているハイレベルな内容でした。

皮膚科の専門医試験には、コンジローマはHPVの何番?なんて問題が出るそうです。

そんなの覚えていなくても、教科書を開けば分るんだから、と思っていました。

二宮君や山Pや大倉忠義を知っていないとトレンディードラマ「ヘルペス最前線」のストリーについていけないんですね。

懇親会では、月曜日に会った先生や、木曜日に会った先生とも。これから年末にかけ、勉強会や宴会で、何度もお会いする機会が増えます。

月木土と1週間に3回お会いした青葉区の女医さんもいらっしゃいました。

大学の会に行かれるそうで、懇親会には出てこられませんでしたが。あい先生と飲んでおられたのかも。

シルバーセイント向けのテイクホームメッセージ:

ヘルペスウイルスの共通の特徴。初感染後、一生体内に住み続け、何かの時に再活性化する。