特定健康診査のアウトソーシング先
昨日は、
ピステ石打を7時に出て、10時には自宅に帰ってきました。メールのチェック、ブログの更新の後、鶴見川沿いを計6kmジョギング。途中少しだけ都筑区内をジョギング(夕やけ橋~加賀原バス停)。石橋~貝の原~千代橋は車がぎっしりでまったく動かず。おそらくららぽーとへ向かう人たちなのでしょう。後部座席に子供を乗せた車も多く見かけました。雨の祝日はやっぱり映画? 雨の祝日はららぽーと渋滞?
ジョギングのあとはお勉強。取材を受けるとどうしても背伸びをしてしまいます。背伸びついでにもう少しお勉強です。
日本テレビの方は不発に終わりましたが、
読売新聞の家庭欄にはまだ載せてもらえる可能性があるので、
PSA住民検診絡みで、特定健康診査の制度の勉強をしました。
医療保険者(会社)は平成20年4月から
「特定健康診査」・「特定保健指導」を実施することになります。
医療保険者は直接実施してもよいし、医療機関等にアウトソーシング(委託)してもよいことになっています。
このアウトソーシングの価格が
検診に関しては5000円から9000円、
動機付け支援に関しては7000円から12000円、
積極的支援に関しては30000円から60000円、
とまだはっきりしていません。ちょっとしたら、委託先が勝手に値段を提示するシステムなのかも?
厚生労働省は特定健診・特定保健指導によりメタボリックシンドロームを2012年までに10%減らす事を目標にしており、社員のメタボを減らせなかった会社には2013年から負担金の増額という罰則がつきます。
経団連は「厚生労働省はアウトソースを推進するために、アウトソース先の能力・信頼性等に関する評価基準を早急に整備し公表すべきである。」との要望を出しています。
これは、社員のメタボをちゃんと減らしてくれるアウトソース先を探すための資料がほしいという事です。
さあ、特定保健指導に参入したい方、どうします?
低価格で、ビリーズブートキャンプのDVDを配布するだけにするか、
中間価格で、院長が一緒に鶴見川をジョギングするか、
高価格で、
batubatu撤退後のスタジオを居抜で借りて自前のブートキャンプをやるか。
厚生労働省はあまりにころころシステムを変えるので、特定保健指導のために新たな投資をするのは危険でしょうね。社員のメタボをどうしても10%減らしたければ、メタボをたくさん雇って、5年以内に首にすればいいし、特定保健指導のデータを改ざんする悪徳業者も出てきたりして、結局、「2013年から負担金の増額という罰則」を棚上げするための法律が2012年には可決されるのではないでしょうか。
2007年10月9日の院長ブログ原稿
[横浜市都筑区センター南駅木村泌尿器皮膚科院長日記一覧]