泌尿器科医・木村明の日記

木村顔

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。


またまた横浜ベイシェラトンで下部尿路症状勉強会


5月17日に横浜ベイシェラトンで開かれたのと同じような下部尿路症状(male LUTS)勉強会が、今日も横浜ベイシェラトンで開かれます。
5月17日は、正直、どんな話だったか記憶に残らないような内容でした。泌尿器科学会以降、male LUTS(前立腺肥大症)とOAB(過活動膀胱)の話ばかりです。しかも、話す先生が自分の治療成績ではなく、海外で行われた治験データを紹介するだけなのです。
今日は、座長も、演者も違いますが、内容に違いがあるとは思えません。海外のデータをわかりやすく説明しようと、演者ごとにそれぞれ工夫されていますので、いろんな先生の説明を聞くことは、患者さんへの説明が上手になるのに役立つかもしれませんが。
大して勉強になりそうにないのに、今日行く最大の理由は、座長を務められる某大学のT教授(Dr.あいのブログによく登場する先生)に会えるからです。最近大変お世話になったのです。高校の先輩なので、困ったときは甘えてしまうのです。
Dr.あいもT教授と私が高校の同窓と知られたとき、驚かれていました。大学は関西と関東ですから、接点があるとは誰も想像しないでしょう。広島大学附属福山高校。国立の中では金沢大学附属高校の次に医者になる率が高い高校だそうです。
数年前に発売された週刊誌(娘が通っていた高校名が記事のタイトルに入っているとその週刊誌は買っていました)に「医学部合格力」みたいなタイトルで出ていました。広島大学附属福山高校は私立を含めた総合順位は15位ぐらいでしたが、国立の中では筑駒よりも上位だったのに驚いた記憶があります。
木村明の日記
2007年6月8日