泌尿器科医・木村明の日記

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。

当院の10年:第2期(安定期)


税理士さんから10年分の医業収益推移グラフをもらいました。

[当院の10年:第1期(隆盛期)]の続編です。

2008年まで収益は順調に右肩上がりでしたが、2009年に前年比1割ダウン。そのまま2012年まで横ばい。

この時期を第2期(安定期)と呼ぶことにしました。

安定期ではなく低空飛行期にしようかとも思いましたが、それだと、第3期が墜落期になるので。

リーマンショックが起きたのは2008年9月ですが、当院の経営に影響し始めたのは、2008年11月。

それから1年間前年割れが続きました

リーマンショックは包茎専門店にも存亡の危機だったのかも。 包茎専門店の思い切った値下げで当院は昼に手術が入らなくなりました。

2009年のいなば耳鼻科の開業で、2010年には駅前皮膚科として認知されるようになり、皮膚科患者が増えました。

2010年には、患者数も最高を記録しました。 でも収益は横ばいでした。

2010年は駅前皮膚科と、ネットで遠方から集患する泌尿器科の両立が難しくなった年でもありました。

健康福祉局医療安全課からの電話で前立腺炎のページを隠したのが2010年12月

[当院の10年:第3期]に続く。

2015年4月1日