腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。
東大の勉強会の後での懇親会。
関連病院の部長3人が定年を待たずに退職するそうです。
一人は都内で門前開業。
医療モールで泌尿器科・腎臓内科を標榜するそうです。
一人は故郷で開業。
何科を標榜するのかは知りません。
そしてもう一人は在宅支援診療所に転職するそうです。
2016年の診療報酬改定で、老人ホームのことを、特定施設とは呼ばなくなったようです。
施設入居時等医学総合管理料という名前に変更。
特医総管という呼び名から施医総管へ。
そして、施医総管が算定されている月は、留置カテーテル設置は算定できない、と明記されました。
2014年の診療報酬では、特医総管が算定されている月は、在宅寝たきり患者処置指導管理料は算定できない、としか書かれていませんでした。
これで、施医総管を算定する在宅支援診療所は留置カテーテル設置をやるべきことがはっきりしたわけです。
泌尿器科医の再就職先として在宅支援診療所も浮上してきました。
特定の患者さんの主治医になるのではなく、チーム医療の中で、排尿トラブルに対応するプロとして働くという選択肢です。
2017年1月24日
東大泌尿器科医局の後輩N君が開業にあたって泌尿器科・腎臓内科を標榜するそうです。
何科を標榜するかは自由ですが、新規個別指導の時に、私は皮膚科をどこで勉強したか質問されました。
開業前1年半、東京共済の皮膚科を見学させてもらったと答えて、パス。
独学です、と答えた先生がいて、物議をかもしたとか。
仮に私が腎臓内科を標榜するとして、腎臓内科関係の業績は?
心配ご無用!
ちゃんとあります。
1993年から1995年の間に、腹膜透析関係の論文を3つ発表しているのです。
うち一つは透析医学会誌に載りました。
症例報告ですけど。
1993年に泌尿器外科に載ったCAPD長期化に伴う除水能低下についての検討。
共著者がN君でした。
2017年1月25日
高齢化社会の医療は地域包括ケアで大丈夫?
母親をセンター北の老人ホームに呼び寄せて11年。
第4水曜は都筑区医師会館でのプライマリケア医会に参加。
在宅医療におけるオピオイド投与のノウハウ。
講師はセンター北の在宅支援診療所の副院長。
経口オキシコドンからパッチ剤のフェンタニルへ、そしてモルヒネの持続皮下注、
という流れを勉強してきました。
医者の参加者は10人程度でしたが、訪問看護師や薬剤師など計30人程度が参加。
私は最近まったく麻薬は処方していませんが、麻薬免許は開業後もキープしています。
2年ごとの手数料が4000円程度。
私が麻薬中毒でないという診断書を他の医者に書いてもらう必要もあります。
最初はあすなろ先生に書いてもらっていました。
最近は娘に書いてもらっています。
処方箋を発行するのは医者ですが、麻薬を自宅に届けるのは薬剤師さんで、
その時薬剤師さんも使用法や副作用を説明するんですね。
2017年1月28日
遠隔診療でどこまで診療できるか、まだよくわからないので、バイアグラやプロペシアの私費診療を含め、まだ当院では導入する予定はありません。
91歳の母親を老人ホームに預けている立場から、遠隔同意書、というのを救急病院が立ち上げてくれないかな、なんて感じます。
深部静脈血栓症で母親が救急病院に運ばれたとき、私は午前の診療中でした。
昼休みに病院に駆けつけ、CTの時に使う造影剤の同意書にサイン.
CTの結果結果を聞いて、下大静脈フィルター留置術の同意書にサイン。
あとは妻に任せて、センター南駅に戻り、午後の診療。
ちゃんと説明を聞いて、納得して承諾したことを、SNSの動画かなんかで残せば、病院に出向かなくても済むようにならないかな。
私のわがままではなく、地方に親を残している人が介護離職しなくてよいようにするためにも大事だと思うんです。
2017年2月8日
日曜は深澤りつクリニックの小規模多機能型居宅介護ハーモニーハウスの内覧会に行ってきました。
1階のデイサービス、2階のショートステイ8部屋、3階屋上を案内してもらい、
その後、1階でハーブティーをいただきながら、ソーシャルワーカーからも説明してもらいました。
4月から、ますます忙しくなるりつ先生。
私は夜呼ばれる仕事はダメなので、真似できない。
せめて昼休みに手術を頑張らなければ。
昼休みを3時間取っているのは、緑道ジョギングのためではないのです。
なので「包茎手術 都筑区」で検索したときに、大手のSEOに負けたくない!
そのために日記に包茎ページへのリンクを貼ってみよう。
2017年3月22日