泌尿器科医・木村明の日記

往診のレセプト


一瞬にして往診料を荒稼ぎしていた医者のせいでレセプトが大変に。

入居者を集会室に集めて、 「皆さん変わりないですか?」 で、入居者全員の往診料を稼いでいた医者がいたそうです。

そのせいで、どの患者を何時何分から何分まで診察したか、の一覧表を、 4月から、レセプトに添付しなければならないことになりました。

その一覧表「別紙様式14」の見本はpdfファイルしかなく、 オンライン請求に添付できるようにするのは、 4月分レセプト請求期限の5月10日には合わなかったようです。

5月7日に厚生労働省保険局医療課から通達が出ました。

「別紙様式14」については、本来は平成26年4月診療分から添付するものであるが、 電子請求を行うための準備期間等を考慮し、 平成26年9月診療分までは添付を省略してもやむを得ないものである。

これはどう理解すればよいのか。 9月分までは添付しなくてよいのか。 可能ならしてほしいのか。

昨日、レセプト業者から「別紙様式14」に対応したバージョンアップのCDが送られてきました。 関係ない医療機関もバージョンアップしてください、とのこと。

当院は在宅とは無縁ですが、 昨日の昼休みに事務長がバージョンアップ。

なお冒頭の写真は老人ホームのイベントから取りました。 医者のモデルになった人物は誠実な医者です。

2014年5月13日