泌尿器科医・木村明の日記

木村顔

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。

西安・北京
2010年8月12日から19日まで休診とさせていただき、ルックJTB の 専用車・専用ガイドで行く北京・西安6日間 に行ってきました。
付いてくれた専用ガイドは、日本語も流暢、日中交流の歴史、登場人物の日本語名にも詳しく、中国の歴史を復習しようという気にさせてくれました。
とりあえず、ラストエンペラーをもう一度見ようと思いました。
8月12日は6時過ぎに家を出て、セン南6時半発のバスで羽田へ。
朝食は羽田空港のビジネスクラス用の待合室にて。ビジネスクラスは去年のシドニーが初めて。
学会出張だったのと、時間が長いのでちょっと贅沢したんですが、そしたら乗っている間だけでなく空港で待っている間も快適に過ごせる事を知ってしまいました。
JAL023便(北京行き)では洋食を選択。
8月12日は日航123便が墜落した日。ちょっとだけ緊張。
「数ある航空会社の中で日航をお選びいただき」というアナウンスは財政再建中のためか?
機内ではアリス・イン・ワンダーランドを観賞。
3Dでなくても充分楽しい内容だった。
北京から西安への国内便は約2時間遅れ。
何故遅れているかのアナウンスはまったくないが、乗客たちは文句も言わず待っていた。
新聞によりますと、crowded sky(曇った空ではなくて、混雑した空)で中国ではよく遅れが出るそうです。
北京から西安への国内便でも軽食のサービス。
ホテルのレストランには9時半ぎりぎりに滑り込み。
皿も量もいっぱい。食べきれず。4食目ですから。
8月13日は西安ソフィテルホテルのビュッフェ形式の朝食。焼きそばやチャーハン・餃子を食べた。
華清池。玄宗皇帝と楊貴妃の冬の別荘地。二人用の温泉、一人用の温泉、家臣の温泉の跡地がある。

兵馬俑坑。秦始皇帝の墓の周辺にある兵馬俑坑。

博物館構内の売店でクリニックへのお土産購入。
兵馬俑坑の修復法にしたがって作成した、その土を使った人形。という証明書付きのお土産。
埴輪の下に敷いてあるのは、珍品堂のシルクの絨毯。
珍品堂。
シルクロードを運ぶには、軽くて高価なシルクの絨毯が輸出品だったとの説明を聞いて、シルクの絨毯を購入。
模様が細かい分(すぐ上の写真参照)、高価。
西安市内の唐楽宮で地方料理。

大雁塔。三蔵法師がインドから持ち帰った経典を保存するために建立した塔。
北院門でアート体験。回族の人たちの住居。
化覚巷。小さな露天が並んでいます。
鐘桜飯店「風和軒」
写真の右手前が水餃子。
夕食後、西安の城壁の上を散策。
13kmぐらいだそうです。
ということは、都筑区の緑道1周ぐらいの長さです。
大唐楽舞
玄宗皇帝と楊貴妃が華清池で見ていたであろう劇。
8月14日も西安のホテルのビュッフェ形式の朝食。2日目は、ベーコンとオムレツ。

朝食の後は西安ソフィテルホテル敷地内を散策。
近代的なホテルの向かいには、伝統ある建物。
赤プリみたいな感じと言いましょうか。
到着した日は、この本館(?)の1階のレストランで食べました。
庭も広く、敷地内にいろんな建物がありました。
西安から北京に向かう国内線の機内食。
面酷で刀切麺を食べた。
1階入口では、平たくした小麦粉の塊を刀で削っていた。
ちなみに、兵馬俑坑近くのラーメン屋では、麺を引っ張っているパフォーマンスをやっていた。
拉麺の拉はトイレのドアでもよく見かけた。Pullの意味。推がPushの意味。
天壇公園
明の皇帝が五穀豊穣を祈った場所。

全餐徳で北京ダックを食べてきました。
京劇
15日が地滑りの被害者の哀悼の日になったので京劇は自粛。予定では15日だったけど、14日観た。
ハードスケジュール(4食なので胃にも)な1日だった。

ソフィテルワンダ北京。豪華な内装、景色も良好。
8月15日は北京のホテルのビュッフェ形式の朝食。
やはり、ベーコンとオムレツが良い。
明の皇帝のお墓に通じる神道。
動物の石像が並んでいる。
写真は立っている獅子と座っている獅子のセット。500年ごと交代する。残念ながら明は500年持たずに滅んだ。
明の十三陵。明の時代の皇帝13人の墓。
13のお墓のうち、発掘調査が行われたものが公開中。
絹や絵が酸素に触れて変色してしまったため、他のものは埋めたまま。

長城脚下的公社で創作中国料理。
量がいっぱい。美味しいけど、3分の2は残した。
中華料理は食べきれないほど出すのがおもてなしだそうですが、美味しければ全部食べたくなります。
今回の旅行中に出たチャーハンはすべてインディカ米。
なので、御飯はぱさぱさ。
うるち米で作るチャーハンは御飯粒をばらすのが難しいが、インディカ米だとばらすのは簡単(だろう)。
私はうるち米でプロが作ったチャーハンのほうが好きです。
万里の長城。
八達嶺の女坂を2つ目の城まで、行き引き返して、男坂の1つ目まで。
ガイドとの約束の時間まで余裕があったので、再び女坂を3つ目まで。
鳥の巣の外観を見学。
「ショウコウナン」で創作四川料理。
マーボ豆腐とタンタンメンはしっかり食べたが、他のものは少し味見しただけ。
夜は観劇なしなので、ホテルの隣の百貨店とスーパーへ。お惣菜も美味しそうなのがいっぱい。
今度来る時は、食事が付いていないコースにしようか、なんて感じました。
散策後に、ホテル5階のプールで少しだけ泳いだ。
水温低め、25mありそうなプールだったが、しっかり泳ぐ体力はなかった。
8月16日も北京のホテルのビュッフェ形式の朝食。
お粥とベーコン。
天安門。

天安門の上から見た天安門広場。

紫禁城の手前の門。
ラストエンペラーが門を開けて飛び出すと、ここにも家来がひれ伏しているんですよね。
紫禁城。
ラストエンペラーが椅子から降りて、広場に出ると、ここに多数の家来がひれ伏しているんですよね。
でその列を通り抜けて、上の写真の門の外に出ると、そこにも家来がひれ伏していて、
映画を見たとき、もっとも度肝を抜かれたシーンです。
紫禁城修復資金のためのチャリティーをやっていたので、「夢」を書いてもらいました。
500元。
紫禁城(故宮)敷地内のおみやげ物店で買った鉛筆立て。
クリニックのカウンターに置いてあったレビトラ名の入ったものは引退しました。
梅府家宴で、揚州料理。
フートンにある、有名な京劇の役者さんが住んでいたお店。 食欲なし。コーラが飲みたくなった。
胡同(フートン)観光。
三輪車(人力車)で北京の古い町並みをめぐる観光。
ソフィテルワンダ北京の中にあるレストランで、香港料理。
小籠包2個はしっかり食べたが、肉・魚・海老料理はちょっと味見しただけ。
8月17日も北京のホテルのビュッフェ形式の朝食。

北京動物園。
パンダの隣には、トキと黄毛猿。黄毛猿は孫悟空のモデルだそうです。

頤和園。
西太后の遺品が多数展示されていた。
シャングリ・ラ ホテル内の「香宮」で飲茶ランチ。
そんなに量が多くなかったので、3分の2ぐらい食べた。
写真はデザートのマンゴープリン。他の店はデザートはフルーツ(スイカ・ドラゴンフルーツ・メロン)だった。
JAL024便では和食を選択。
写真を撮り忘れました。劇場版TRICKを見ていたので。
仲間由紀恵、阿部寛に加え、佐藤健が出演していました。
佐藤健は誠実で単純で、でも特殊な能力のある男。岡田以蔵と似た役でした。仮面ライダー電王もそんなキャラなんでしょうかね。
写真は行きのJAL023で事務長が食べたものです。