木村泌尿器皮膚科ではオンライン診療とは呼ばず、遠隔医療telemedicineと呼びます。
病院を実際には訪れず、スマホやパソコンで診察を受ける行為をオンライン診療と呼ぶのが一般的です。
しかしオンライン資格確認(マイナンバーカードで保険証確認すること)など、オンラインという接頭語が多すぎます。
なので、当院では遠隔医療という言葉を使います。
遠隔医療はtelemedicineを訳した言葉です。
テレメディスンとカタカナ表記すると、
テレフォン、つまり電話再診と誤解される方がいるかも。
テレビジョン、テレスコープ、いずれもテレは遠くという意味なのですが。
今秋から、土曜午後は遠隔医療のみに変更予定です。
診療カレンダーにはPM遠隔のみ、と表記したいと思います。
2024年5月21日
2024年10月から土曜の対面診療・電話再診は12時半までとなります。
午後は予約制の遠隔医療(情報通信機器を用いた再診)だけになります。
前立腺肥大症・過活動膀胱などで長期処方されていて症状が落ち着いている方、
(症状に変化があると医師が判断した場合はお薬を処方できないこともあります)
最後に超音波検査・残尿測定を受けてから1年経っていない方、
を対象として想定しております。
予約方法のパンフレットは7月以降に長期処方を受けられた方にお渡しします。
2024年5月27日
土曜午後の予約制の遠隔医療(オンライン診療)がスタートして1か月過ぎました。
1日8人分の枠を用意していますが、まだいっぱいにはなりません。
いろいろハードルが高いようです。
その一つが電子処方箋。
電子処方箋を取り扱っている薬局がまだ少ないこと。
「薬はどこで受け取れるのですか」と聞かれたときに、
私が答えられるのはセンター南の薬局だけだったので、
「どうせセンター南に薬をもらいに来るなら、クリニックにも来ますよ。」
という話になってしまいました。
参考資料:中川駅;センター北駅;センター南駅;仲町台駅;川和町駅;都筑ふれあいの丘駅;北山田駅
なので、都筑区内の電子処方箋薬局を覚えました。
都筑区外の方は、Amazonファーマシーアプリで探すのが便利かも。
電子処方箋の問題は他にもあります。
初めて行く薬局だと、マイナンバー保険証の紐づけができず処方箋が表示されないこともあり、
遠隔医療で処方された電子処方箋だけで、印刷された控えを持たないでの初訪問はうまくいかないことも。
さらには、薬局が処方箋を開いてしまうと、調剤中になってしまい、
薬の在庫がなくても、他の薬局に変えられないことも。
紙の処方箋なら、返してもらって、近くの別の薬局に行けるのですが。
なので、セルニルトン90日分という処方箋を初めての薬局に持って行くのは危険。
というわけで、まずは普段利用している薬局が電子処方箋に対応している人にだけ、
いつもの薬を電子処方箋で処方することから始めています。
次回来られた時に、「次回から遠隔医療で処方できますよ」、
とお話しする、という戦略です。
2024年11月17日
2024年10月から土曜の午後は予約制の遠隔医療(オンライン診療)だけになります。
対象が前立腺肥大症・過活動膀胱・AGAで長期処方されていて症状が落ち着いている方だけなので、
何人ぐらい希望者がいらっしゃるかわかりません。
どのオンライン診療アプリ(LINEドクターやCLINICS)を使うかは、
希望者がどれくらいいらっしゃるかで決めるつもり。
まずは、コロナ禍で使っていた、Zoomミーティング方式で行います。
この方式がまだ利用できるのは、
継続してくれているからです。
対面販売以外でPayPayのQRコード支払いが許されているのは、
オンライン診療・オンライン服薬指導だけなんです。
もしQRコードが貼られていて支払いを求めるページを見かけたらそれは詐欺です。
それを偽物の画像と差し替えるのはまず無理でしょう。
なお、オンライン診療での支払いはPayPay残高だけです。
クレジットカードへの紐付けはエラーになり、
お支払いいただけません。
2024年6月13日
情報通信機器を用いた場合の施設基準の要件が追加されました。
自院のホームページ等に以下のことを掲示すること、です。
なお、当院はオンライン診療は再診患者さんに限っています。
初診からのオンライン診療は行っておりません。
2024年5月31日