院長が勤務医時代に作ったサイト
リセプターブロッカー(カソデックス・新薬)を服用
Q. 今年9月に二回目の生検を受け(PSA10)局内ガン(B1)との診断を受けました.
現在52歳.主治医の説明を受けて、ホルモン療法(弱い・新薬)から始めることにしました。
治療2週間目は副作用なし、ただし乳首が痛く,乳首が大きくなった。4週間目に肝機能障害の兆候があり、さらに二週間投薬を継続、結果は肝機能障害が顕著に現れて休薬(PSA3.8)。今日から二週間の後肝機能再検査。本薬は中止、他の薬(二種類)を選択することになりました。
ガンを治療したのに,肝機能障害で命を落としかねないという心配があります。
ホルモン療法の薬で副作用の少ないものはないのでしょうか。
また、PSA数値が、0.02まで下がるまでたたくのではなく,3.0程度で、間欠投薬(二ケ月投与・二ケ月観察)では無理なのでしょうか。本来の病気でなく、その副作用により命を落とす事例が多いと聞きます。
A.局在癌に間欠療法でよいのかについてのページをご覧下さい。
Q.お突然の身勝手な質問に、今日早速お答えいただきありがとうございました。実は,8月ごろ針生検前に質問をさせていただいたものですから、もう気安い気持ちに自分だけが錯覚していたことと、ホルモン療法による副作用に戸惑っていたことから失礼いたしました。
後先になりましたが、「仏の里」は、大分県は国東半島の六郷満山、仏教文化の里として古来栄えたところにあやかったものです。
さて、9月に告知,骨シンチ・リンパ節等の検査の結果、転移はなく,局在ガン(B1)。リセプターブロッカー(カソデックス・新薬)を10月5日から服用。主治医の説明の中で一番弱い療法を選択しました。
11月15日血液検査で肝機能異常(35),11月30日血液検査肝機能数値上昇(50)、投薬休止。PSAの数値は3.8と下がりました(生検時10)。
主治医と間欠療法について相談をしましたが,12月14日再度血液検査の結果で投薬等を検討するということになり先生にご相談をいたしました。
間欠療法の現状は良く分かりました。
もう1点質問をさせてください。最近,新聞で自己血液に自己免疫力をつけて、ガン細胞を攻撃するという治療方法の紹介があり,前立腺ガンに適用できるという報道を見ました。内容についてお教えいただけないでしょうか。
A.免疫療法が盛んに試みられているのは、泌尿器科領域では腎癌です。前立腺癌での免疫療法のことはよくわかりません。