骨盤臓器脱の診察と検査・治療

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メッシュを植え込んで膀胱の下垂を防ぐ手術が日本より早く普及したアメリカでは、合併症の多さが問題になっているようです。

JUA WEBINAR 第２シリーズは「女性泌尿器科領域」。

その第2回は骨盤臓器脱の診察と検査・治療。

骨盤臓器脱の治療法の変遷を勉強しました。

私が東京共済にいた頃流行し始めたメッシュを植え込んで膀胱の下垂を防ぐ手術。

その後骨盤臓器全体を支えられるよう大きなメッシュを植え込む手術も盛んに行われるようになっています。

この手術が日本より早く普及したアメリカでは、合併症の多さが問題になっているようです。

なので、この手術を選択する時には、合併症の説明、他の選択肢もよく説明するように、との注意喚起がされているようです。

講師はこの会で座長を務めてくれた医局の後輩。

わかりやすい説明には定評があり、NHKにもよく出演している教授。

メッシュが膣にちょっとだけ顔を出している場合は保存的に見ることもできる、

膀胱に顔を出している場合は、再手術が必要になることが多い、

直腸に顔を出している場合は、すぐに再手術しないと深刻な感染症を起こす、

などの説明は、大変よくわかりました。

2018年2月10日

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