泌尿器科医・木村明の日記

誓約書だって。


私は罪人ではありません、という誓約書に意味があるのか。

生活に困窮する人の医療費を免除する制度。 患者さんが領収書をチェックしないため、架空請求や過剰診療の温床になっていました。

当院もその制度の指定医療機関です。 開業時に申請しただけで、その後更新手続きはありませんでした。

いろいろ問題を起こす医療機関のせいで、更新手続きが必要となりました。

私は禁固刑を受けていません。 みたいな誓約書も書かなければなりません。

ベネッセの名簿を購入した名簿業者は、盗品ではないとの誓約書を犯人に提出させていたそうです。

こういうのって、お役所に責任が及ばないためだけの形式みたいで、嫌ですね。

2014年7月26日