泌尿器科医・木村明の日記

薬代に含まれるもの


[木村泌尿器皮膚科公式ブログ](2011年秋)

水曜日の第27回日本臨床皮膚科医会三ブロック合同学術集会
1題50分で、2題目と3題目の間に30分のコーヒーブレイクがあります。
Pict
某製薬メーカーのブースで尋常性乾癬と掌蹠膿疱症のパンフレットを当院に届けてもらうようお願いしました。
説明が難しい病気。写真入りのパンフレットは重宝しているんです。
第4題はジェネリック医薬品の普及状況についての各国との比較の話でした。
特許が切れた薬を、ジェネリックのメーカーの方が安く作れるのは、
MRさんの給与とか、患者さん向けパンフレット印刷代とかが製品の値段に上乗せされていないからで、
国がジェネリックを推進すれば、これからは、医者はMRさんからではなく、ネットで自分で検索して薬剤情報を仕入れ、
患者さん向けパンフレットも、自前で印刷しなければならなくなるのかなあ、
なんて、感じました。
まあ、今まで、製薬メーカーにおんぶし過ぎていたわけで、
研究会後の懇親会とかも、来年からは変化していくんでしょう。