泌尿器科医・木村明の日記

プロフェッショナルとは


[木村泌尿器皮膚科公式ブログ](2011年秋)

NHK月曜夜10時は「プロフェッショナル」。
今週は三谷幸喜氏でした。
プロフェッショナルとは、との最後の問いに、
人の期待に答えること。自分のしたいことをするのではなく。
みたいなことを答えておられました。
開業医のプロとは?
やはり、患者さんの期待に答えることでしょう。
患者さんが開業医に期待することは?
病気になった時、すぐに見てもらえることでしょう。
勤務医と違い、医者が一人しかいない開業医は、
体調が悪くても休診にしてはいけません。
高熱が出ていても、吐き気や下痢でも、頑張って、クリニックを開かなければなりません。
それが、プロ。

先月の開業医の飲み会でのこと。
私が、水曜だと二日酔いになっても良いので、気楽に飲めます、と言ったら、
酒豪の先生曰く、
二日酔いで辛くても、診療をちゃんとやるのがプロ、
と、おっしゃっていました。

ほう、とその時は感心しましたが、
やはり、翌日の診療に備えて、飲酒を控えるのがプロ、ですよね。

先週の勉強会の後、講師と座長を慰労する飲食会が予定されていたのですが、パスしました。
HoLEPのこととか、もっと聞きたかったのですが、
翌日が土曜日(5時間、昼休みなしの、ぶっ通し診療)だったので、パスしました。
飲み始めると、止められないので。

少人数で飲む場なら、HoLEPのこと(教育法とか)を裏話も含めてしっかり教えてもらえたかも。
飲み会には参加し、翌日、辛くても5時間しっかり診療するほうが、プロなのかも知れません。