昨日の生活ほっとモーニングでも膀胱炎を取り上げたようです。
10月21日に放送された「ためしてガッテン~ぼうこう炎~」では、「ぼうこう炎」を特集。放送後、約1100件の反響がよせられたそうです。
膀胱炎は、
大腸菌などの細菌感染による細菌性膀胱炎、
感染を伴わない炎症である間質性膀胱炎など、
一概に膀胱炎といっても、まったく性質の異なるものがあります。
一般的に多いのは細菌性膀胱炎で、
大腸菌などが尿道をさかのぼって膀胱に入って起こる、
肛門と尿道の距離が近い女性に多い病気です。
トイレが近い、残尿感がある、排尿終末時に痛みや血尿が出る、といった症状が、特徴です。
また、熱が出る時にはすでに細菌が腎盂までのぼってきた腎盂腎炎という症状で、膀胱炎の悪化と思われます。
診断は、尿検査と尿中細菌培養でつけられます。
治療法は、水分を十分に摂取して尿量を増したり、有効な抗菌剤を服用すれば数日間で症状はとれ、再発も防げます。
下着や陰部をいくら清潔にしても尿道の出口には腸内細菌は必ずいます。
細菌が膀胱までのぼりつく前に、排尿する事が最大の予防です。