泌尿器科医・木村明の日記


チャイナパワー



エイトマンの最後の敵・超天才少年を倒す道具はルビーレーザー。超天才少年は透明のシールドで防衛していました。

パソコンの部品がどんどん小さくできるようになったのは、細いレーザー光で回路を書けるようになったから(多分。裏づけなし)。

私は一応レーザーには詳しいつもりです。

皮膚科で使われるレーザー。

普通の光に比べたレーザーの特徴は3つ。

パワーが強い。

波長が揃っている。

位相が揃っているので、どこまで行っても、光の束は広がらない。

パワーが強いからメラニンを破壊できる。黒い毛を燃やして、毛根を焼き尽くすことができる。

波長が揃っているから、ヘモグロビン(血液)には吸収されず、メラニンだけを攻撃できる波長を選ぶ事ができる。

位相が揃っているので光の束が細い、という特徴を利用しているのは、治療器の中ではフラクセルⅡだけでした。



細いビームで皮膚に微細な穴を開けるフラクセルⅡ。

最近、フラクセルⅡと似たような装置が、次々と発売されているようで、

フラクセルIIをすでに持っているドクターMはeCO2plus (エコ2プラス)も購入

maitake先生は、CO2フラクショナル SmartXide DOTを購入されるようです。

SmartXide DOTはどんな機械なんだろう、と思って、SmartXide DOTを検索したら、英語のページばかり。

ならば、「SmartXide DOT 原理」で検索すれば日本語のページが出てくるかと思ったら、中国語のページが出てきました。

「1番でなければならないんでしょうか?2番ではダメなんでしょうか?」というのは最近の流行ですが、

日本は2番でもないですね。