泌尿器科医・木村明の日記


教えを請う者の礼儀


何度もしつこく書いているように私は皮膚科のシルバーセイントです。ゴールドセイント(学会認定専門医)ではありません。

皮膚泌尿器科を標榜して開業したものの、皮膚科学会にはすぐには入会させてもらえませんでしたが、神奈川県皮膚科医会には、すぐ入会させてもらえました。

なので、神奈川県皮膚科医会の例会には万難を排して参加。

今まで欠席したことはありません。最大の誘惑は居酒屋いぶきでしたが、それにも負けず、皆勤です。

次回は12月6日(日)です。どうぞ、その日に、他の誘惑がありませんように。

泌尿器科の会より皮膚科の会を優先するのは、教えを請う立場にあるからです。

教えを請う立場にあるものは、教えてくださる人の都合に無条件に従うべきだと思っています。

私の大学の後輩が横浜市内での開業を考えているようで、私に「助言を含めお話を聞きたいのでお会いしたい」、と電話してきました。

「患者さんがいないときに会いたいなら平日の昼休み、クリニックの様子を見学したいなら、平日の5時ごろ」、と提案したのですが、

6時半までバイトしているので、7時半に以降に都合をつけてもらえないかと、その後輩は言います。

「たいした助言はできないから、わざわざ挨拶に来なくてよいよ。」と返事しておしまいにしました。

後輩とは言っても、彼ももう50歳ぐらい。教えを請う側としては少し配慮が足りないように感じました。

情報を流す側と受け取る側の立場は、どちらが上座に座るかぐらいの差があると思うのです。

でも、私はその区別があからさますぎるかもしれません。

皮膚科の薬について、私の知らないことを情報提供に来てくれるMRさんと、

泌尿器科の薬ついて、いつものと同じ内容の宣伝に来るだけのMRさんとで、

対応が違いすぎるのは、ドライすぎる私の悪いところです。

接する態度の違いに、新”くノ一”はびっくりしていると思います。

今まで、帯状疱疹の薬の情報提供に来てくれなかったのに、最近になって前立腺肥大症の新薬の宣伝に頻回に来るようになったMRさんがいます。

この前は、14歳の子にバルトレックスを処方できるが、病名は水痘でなければならない、帯状疱疹では査定される(小児の適応が未だ)、と教えてもらいました。

昨日は嶮山スポーツガーデン3セット。ビデオを撮ってYouTubeにアップ

エリーゼのためにもアップ。ぼけ予防のためピアノを練習する事にしました。最後まで弾けるようになったらまたアップします。

昼食はくすのき

午後のジョギングは、あざみ野大正堂~矢崎橋~鴨池公園~荏田高前~江田駅。クリニックには行かず。