皮膚科在宅医療勉強会@キャメロットジャパン
2年前以来の、皮膚科在宅医療勉強会に参加しました。
お弁当を食べてから、お勉強です。昨日は漢方勉強会もあり、どちらにするか迷いましたが、あっちはいつもカツサンド。
食事に関してはこっちが正解でした。ただし、皮膚科医会は会費1000円、漢方勉強会は参加費無料ですが。
当院は往診はいたしておりません。
幸いりつ先生が在宅・ターミナルケアに力を入れているため、泌尿器科の患者さんで往診が必要な方はりつ先生に紹介させていただいています。
ところが皮膚科に関しては、在宅医療をメインにやっています、という皮膚科の先生が近くにいらっしゃいません。
数ヶ月前、区内の老健で疥癬が発生。
「入居者の診察をお願いしたいので、これから10名連れて行っていいですか?」との電話がかかったとき、「当院のキャパシティーを越えています。1~2人だけなら。」とお答えしました。
LuRaRaと牛庵の間に最近二つの老人ホームが完成しましたが、そこから一番近い皮膚科は当院のようです。
徒歩でいらしてくださる患者さんはもちろん拝見しますが、車椅子でつれてくるのがやっとの患者さんは、早晩往診が必要になるでしょうから、当院でないほうがよいですよ、とお話しています。
例えば、一度だけ診察して、そのときは湿疹と診断してステロイドを処方。その後、連れて来るのが大変なので家族が薬だけを取りに来るようになり、そのうちに水虫になっていた、ということも起こりうるので。
北部病院の東側と東急SCの南側にも老人ホームが建設中です。さらに往診してくれる皮膚科医の需要が増えそうです。
昨日は皮膚科開業医がもっと関与すべきとされているこの病気の勉強会に出席しました。
キャメロットジャパンは天井が低いので、スライドが前の人の頭が邪魔になって見えません。なので、昨日は早めに行って最前列の席を確保しました。
リハビリ科や形成外科のある中核病院、訪問看護ステーション、ケアマネージャー、そして往診する皮膚科開業医、の連携が大事、という話でした。
正直、私がこの病気で何か役割を果たせるとは思えませんでしたが、誰に相談すべきかの助言はできるようになりました。
神奈川県皮膚科医会は今年もいい皮膚の日を11月9日に開催します。2年前の11月12日(いいひふ)の会には聴講に行きました。
聖マの名誉教授の美容についての講演がありました。去年は参加しませんでしたが、去年も昌子先生でした。
そして今年は世代交代。なんと我らがmaitake先生が美容の講演をされます。
昨日は、早渕川経由でセンター北~のちめ不動~早渕公園~勝田町漫遊~早渕川~荏田農協。
午後は嶮山で30分事務長と乱打。すぐに雨。
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