第127回神奈川県皮膚科医会@キャメロットジャパン
[第121回][第122回][第123回][第124回][第125回][第126回]
皮膚泌尿器科を標榜して開業したものの、皮膚科医としての経験が短かった私は、2005年開業と同時に神奈川県皮膚科医会に入会させていただきました。
2005年7月の第118回の会はちょうど浦和で開業する泌尿器科医の内覧会に重なったため欠席。
2005年12月の第119回が初参加した例会でした。勉強内容は、ケラトアカントーマとメルケル細胞癌でした。
もっとポピュラー病気をやってほしいと正直思いました。
昨日の第127回神奈川県皮膚科医会のタイトルは「心と皮膚」で、分かりやすい内容でした。
センター南医療ヴィレッジは整形外科・眼科もあり、専用駐車場からは車椅子でもバリアフリーで来られます。
センター南には皮膚科のみを標榜されているクリニックが他に3つあるのですが、車椅子での利便性が悪かったり、混みすぎていたりするようです。
なので、最近早渕川沿いにオープンした老人ホームから患者さんが連れてこられることも少なくありません。
老人ホームに入所している方には、内科のかかりつけ医はいるので、その先生が診断に自信がない症例が紹介されてくるわけです。
泌尿器科の患者さんなら自信はありますが、皮膚科の患者さん、在宅専門にされている内科のドクターより私の方が正しい診断ができるのか、皮膚科の勉強は続きます。
「アクセスが便利」と老人ホームのスタッフに評判のセンター南医療ヴィレッジ(空いていて待ち時間が短いというのも評判の理由?)。
私がその評判を落とすわけには行きません。疥癬の診断には自信があります。
皮膚科専門医の先生達より皮膚科学会や皮膚科勉強会への出席率が良い私ですが、でも若い頃に皮膚科のトレーニングを受けていないのはどうしようもありません。
開業準備に入ってから私より若い先生に皮膚科を教わったので、「こんなこともわからないのか」と罵倒された事は一度もありません。
前期研修医1年目の娘は先輩に説教されて泣いたりしているようです。
24歳の娘が5年間で学ぶ量は、55歳の私が5年間で学ぶ量よりはるかに多いはずです。
年上の先輩から罵倒されながら教えられないとどうしようもないことがあると思うのです。
[戻る]