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棒屋は前立腺針生検が上手



読売新聞効果でしょう、11月は前立腺針生検を7例行い、3例にがんを発見しました。前立腺針生検には自信があります。

エビデンスに基づかないコマーシャルは3月にもしました。そのときの宣伝文句は

1.肛門に入れる超音波の機械で博士号を取りました。
2.超音波で見ながら腎臓に穴を開けるのも担当してました。

今日は、エビデンスに基づかないコマーシャルの追加です。

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3.生検針はブランド品を使います。勤務医時代、後発品メーカーのものを使ったところ、標本が上手く取れなかったことがあるからです。生検針を再生することはしません。使い捨てです。針の切れが悪くなるので。


4.すばやい穿刺で、充分な長さの標本を採取します。バイオプシー・ガンと呼ばれるように針を発射するとき、手には作用・反作用で押し戻しの力が加わります。そのとき、押し戻されてしまったら、充分な長さの標本は取れません。

すばやく針を抜かなければ、それだけ直腸を傷つけやすい、など、エビデンスなしでなら、いろいろ「だから私はうまい」ということを言えるのですが、それをやりだすとブログとは言え、下品になります。

私が、ホームページの方に書く基準は、患者さんがそのページを印刷して他の医者に見せても困らないもの。今日、前立腺針生検のページも書き直しましたが、そこには、「私は充分な長さの標本を採取します。」とは書きません(本当は書きたいんですが)。

そっちは印刷して他の医者に見せられることも想定した内容です。このブログは、エビデンスに基づかないコマーシャルです。印刷して主治医に見せたりしないでくださいね。

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