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ブログの無難な話題





からくり人形も一応完成しました。近いうちにクリニックにもって行きます。でも、お茶のサービスには使えそうにありません。ぜんまいをいっぱいに巻いても、一往復するのがやっとです。ぜんまいをいつもいっぱいに巻いておくと、すぐにぜんまいがだめになりそうだし。
江戸時代の動力源はくじらのひげだとか。この人形はくじらのひげではなく、ぜんまい。電池とモーターよりはからくりらしくてよいのですが、クリニックの仕事をさせるのなら、電池の方が便利でしたね。
ぜんまいをいっぱいに巻かなければならないのは、私の作り方に問題があるのかもしれません。例えば歯車の軸がちょっとずれているだけでもぜんまいの力が伝わらなくなるでしょうから。ちゃんとした人が作れば、ちょっとぜんまいを巻いただけですいすい動くかも。
いや、この人形を販売している会社の人が読んでいるかも知れないので、コメントにも気を使ってしまいます。
誰が読んでも不愉快にならないブログって、難しいですね。このブログをいろんな方が見てくださっていると知るに従い、書けることが減っていきます。
映画テレビ番組の感想ならまだ自由に書いてよいでしょうが、レストランの辛口批評はまずいかもしれませんね。
となると、無難な話題はやはり医学。依頼原稿を書くために読んだ英字論文の一つ
Weidner W et al. The role of Chlamydia trachomatis in prostatitis. Int J Antimicrob Agents. 2002;19:466-470.
では「クラミジアは宿主細胞内でしか増殖できない微生物である。尿道の円柱上皮細胞と精巣上体の円柱上皮細胞内から検出されており、尿道炎と精巣上体炎の原因とされているが、前立腺の円柱上皮細胞内では証明されていない。
前立腺分泌液、TUR-Pで切除された前立腺組織などから、クラミジアを検出したとの報告がある一方、経会陰前立腺生検の組織からはクラミジアを検出できず、尿道内のクラミジアを検出しているだけだと主張する研究者もおり、非細菌性前立腺炎の一部にクラミジアが原因のものがあるのかどうか、まだ決着がついていない。」ということを主張していました。

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