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伝染性軟属腫(みずいぼ) の分子生物学


日本皮膚科学会総会は東京支部総会に比べ、基礎的な講演が多いようで、今日は表皮細胞の分子生物学の勉強をしました。水イボは伝染性軟属腫ウイルスが表皮細胞に感染した病気です。ウイルスは自分では分裂・増殖できない生き物で、感染した細胞に自分のコピーを作らせます。伝染性軟属腫ウイルスに感染した細胞は、主を守るため、自分は死ぬ(アポトーシス)ことを選び自爆装置にスイッチを入れようとしますが、伝染性軟属腫ウイルスはその自爆装置を無効にする手段を持っている、というようなお話。分子生物学も結構おもしろかったです。
15日から今日まで、運動(水泳ランニングテニス)を全くせず、20日と21日の朝以外は全て外食の8日間でした。

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