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軟性膀胱尿道鏡(ペンタックス)


学会出張が近いため、今週は手術はせず(術後トラブルがあっても来週対応できないので)、昼休みは膀胱鏡ばかり4件やりました。
ボウコウキョウのことを「バイオレントスコープ(暴行鏡)」と悪口をいう他科の医者がいましたが、それは硬性膀胱鏡の話。当院の軟性膀胱尿道鏡(ペンタックス)は、柔らかく曲がるので、尿道に負担をかけることなく膀胱腫瘍、尿道狭窄などが診断できます。
最近池辺町やたまプラーザで開業した消化器科の先生達は、鼻から入れる胃内視鏡を大きく宣伝していますが、泌尿器科医が「痛くない軟性膀胱尿道鏡」をミニコミ誌で宣伝してもあまり意味がないでしょうね。膀胱腫瘍、尿道狭窄の人がミニコミ誌を見る確率は低いでしょうし、硬性膀胱鏡の辛さを知っている人はさらに少ないでしょうから。
手術に比べると膀胱鏡に要する時間は短いので、今週は3回NASに泳ぎに行きました。水曜日は250mしか泳ぎませんでしたが。火曜日に泳いだ後、私は水着を院長室の浴室に干すのを忘れていました。事務長が代わりに干してくれたのですが、ゴーグルを私の干す場所とは違うところにかけて置いたので、水曜日はゴーグルを持っていくのを忘れたのです。シンクロの選手は鼻栓はしていますが、ゴーグルはしていません。ゴーグルなしでも泳げるだろうと思いましたが、目が赤くなると客商売に響くので、5往復で止めました。サウナにはしっかり2回入りました。2年前にお昼にサウナに入ったとき、勤務医にはまねできない特権を喜んだものでしたが、慣れてしまうと有難味がなくなりますね。

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