腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。
今日は税理士さんの訪問日。
そろそろ選択と集中路線の成果が現れる頃だと思っていましたが、5月も前年同月比割れでした。
男性皮膚科に標榜変更したのは1昨年ですので、そのせいではないでしょう。
思い当たる要因は3つ。
その1:プロペシアのジェネリック希望者が予想以上に多かったこと。
プロペシアのジェネリックは院外処方(犬のリンク)なので、当院の収入は再診料+処方箋料の1950円のみとなります。 24500円から1950円へ。
ジェネリックが出たことを説明したら約半数がジェネリックの院外処方を希望されました。
でもその分、メディセオへの支払いが少なくなるので、経営的にはどっちでも大差なし。
その2:定年を意識したこと。
東大教養学部や広大福山高校の同窓会に出席して、退職して悠々自適な生活をしている同級生を羨ましく思いました。
東大医学部の同級生は今もほとんどが現役で働いていますが、会社員は結構第2の人生に移行しているんです。
もう隠居しても良い年だから、
自分が自信がない領域の病気や、
自信がないためにクレイムを言われそうな領域からは撤退したい。
「わざわざ遠方から来た甲斐ありました」、と患者さんに言われるような、
自分が今まで蓄えてきた豊富な知識で勝負できる分野だけで仕事したい、
という逃げの発想が芽生えたこと。
その3:駅前地下駐車場が利用できなくなったこと。
5月は初来院数が前年比○○%でした。収入も同じく前年比○○%でした。
泌尿器科に軸足を移すということは、遠方からの患者さんを期待するということ。
2月から駅前地下駐車場が利用できなく(猫のリンク)なりました。
ホームページ内の「駅前地下駐車場をご利用ください」、を削除しました。
駐車場がないのが、初来院減少の原因か?
続きの解析は、税理士さん・事務長を交えて。