泌尿器科医・木村明の日記

木村顔

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。

青葉区医師会循環器研修会


カテーテルアブレーションは足の静脈→右心房→心房中隔を貫く→左心房、と入り、肺静脈が流入する4箇所でバルーンを膨らませてクライオ(凍らせる)治療。

あざみ野駅前

11月24日金曜日は青葉区医師会の勉強会に参加。

循環器内科医と心臓外科医がいる総合病院から、症例提示が2例と心房細動に対するカテーテルアブレーションの適応と治療成績に関する講演がありました。

冠動脈が大動脈のどこから分岐しているのか、大動脈弁との位置関係はどうだったっけ、など、心臓の解剖が全然頭に入っていないことがよくわかりました。

カテーテルアブレーションは足の静脈→右心房→心房中隔を貫く→左心房、と入り、

肺静脈が流入する4箇所でバルーンを膨らませてクライオ(凍らせる)治療をしているとのことでした。

2015年に衝撃の論文が出て、この手技が非再発率で最も優れていたのだそうです。

心房細動の人にカテーテルアブレーションをやれば、抗凝固剤を飲まなくてよくなる、

という単純な話ではないことがだんだん分かってきました。

2017年11月28日


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PSAと前立腺生検