泌尿器科医・木村明の日記

木村顔

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。

廃棄した薬の税法上の扱い


バイアグラODシート、2018年4月期限のは、処方しきれないかも。期限切れを廃棄した時の損金扱いについて考えてみました。

バイアグラODシート

バイアグラODシート、当院では人気ありません。

東京のFacebook友達によれば需要はあり、静岡の友達は全く扱ってない、とのことなのでクリニックの立地にも依るのでしょうが。

2018年4月期限のは、処方しきれないかも。

で、期限切れを廃棄した時の損金扱いについて考えてみました。

バイアグラだと、「廃棄するなら安く分けて」、という話に発展するので、リュープリンの例えに変えて話を進めます。

10万円のリュープリン6カ月製剤を購入すると支出が10万円で、その分たな卸資産が10万円増える。

患者に注射するとタナ資産が減り、診療収入が10万円増える。

使用期限までに患者が来なければ、タナ資産が減り、損金として扱う。

メディセオに代金を払った段階ですでに経費としていますが、10万円を損金としたらもう一度経費の項目に入るのでしょうか。

今日は税理士さんの訪問日。

税理士さんに聞きたいこと。

リュープリン6ヶ月製剤が期限切れになって廃棄したとき、その損金10万円は、損益計算書のどの項目に入るのでしょうか。

それとも、貸借対照表のたな卸資産の項目に変化が生じるだけなのでしょうか。

2017年12月13日


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