泌尿器科医・木村明の日記

木村顔

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。

北部病院消化器連携勉強会


カプセル内視鏡による潰瘍性大腸炎の診断。内服薬(5-ASA)、ステロイド、免疫抑制剤、そしてTNF-αに対する生物学的製剤(レミケード)、という治療のピラミッド。

北部病院連携勉強会

12月11日月曜日は北部病院での消化器連携勉強会に参加。

タイトルは、潰瘍性大腸炎 -診断・治療の新時代-。

内視鏡室の教授なのでまずカプセル内視鏡による潰瘍性大腸炎の診断からスタート。

炎症の範囲の診断には充分有効だとのことでした。

続いて治療の話。

内服薬(5-ASA)、ステロイド、免疫抑制剤、そしてTNF-αに対する生物学的製剤(レミケード)、という治療のピラミッド。

尋常性乾癬の講義で見たピラミッドと同じでした。

三角形の底辺が内服薬か外用薬かの違いだけでした。

皮膚科勉強会で最近学んだばかりのことと重なる内容だったせいか、よく理解できました。

研究分野で最先端を走っている人を講師に呼ぶと、自分の研究成果を盛り込みすぎて、

私には消化不良の講義になってしまいますが、今回の講師のお話はとってもわかりやすかったです。

2017年12月16日


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