日本泌尿器科学会が新しい専門医制度にも対応した学会員向けの総合的な教育関連サイトJUA academyを立ち上げました。
JUA WEBINAR 第2シリーズは「女性泌尿器科領域」。
その第1回は「骨盤臓器脱と腹圧性尿失禁にかかわる解剖の基礎と実践を学ぶ」
私自身が、腹圧性尿失禁の手術にかかわったのは、都職青山病院や東京共済病院に勤めていたころ。
垂れ下がった膀胱と尿道を裏側から支えるためのテープを留置する手術。
テープを誘導するための鋭利な針を触診でガイドしながら進める術式でした。
そういう手術には、大事な血管や神経がどこを走っているかの知識が大切。
Webセミナーでは細かい解剖の説明がありましたが、その手術をやっていない人間には少々退屈でした。
人間が直立歩行するようになって、どの筋肉が発達したかの説明は興味を持って聞きました。
人間は立ち上がったことによって、重い頭を支えられるようになった。
内臓を支えるため骨盤の出口は小さくなり、そのため人間は未熟児(自力歩行できない)を生むようになった。
未熟児を男女で育てるため、愛という感情が生まれた。
子供が歩けるようになると、夫の役目は終わり、愛は消え、雄は別の雌を探す旅に出かけた。
3年目の浮気は、生理的なものである。
後半は、いろんなテレビ番組で私がいろんな時期に仕入れた内容をつなぎ合わせたお話です。
JUA WEBINARとは無関係です。
2018年1月6日