木村泌尿器皮膚科

〒224-0032 横浜市都筑区茅ヶ崎中央51-1 TEL 045-949-3066

超音波医学会専門医。腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意です。 膀胱炎・尿道炎・男子不妊症では、院長自身が顕微鏡検査(尿・精液)を行います。 ここは、院長ブログの原稿倉庫です。

第30回日本臨床皮膚科医会2日目


27日(日)は8時からのモーニングセミナーに参加。

足白癬の話アトピーに関する話。 リンク先は私が講師を思い出すためのものです。

9時から職業性接触皮膚炎。 講師は私が分院講師だった頃の新人と関係ある病院。

印象に残ったのは、葬儀社社員の菊かぶれ。 経口減感作療法を行ったとのこと。 菊を食べるのかな。

10時から在宅の話。 在宅の必要性があるのはわかるけど、 使命感だけでは。 どうなんでしょう。

11時からは魅力的な講演がないので、休憩室へ。 お話しを聞きたかった先生を見つけ、 昨年の学会でのキーワードを教えてもらいました。 「ido疹」だそうです。

11時半から、診療報酬改定の講演。 こういうのが特別講演になるのが、医会(主に開業医向け)の特徴です。

「地域包括」という言葉のイメージがやっとわかりました。 人口1万人ぐらいの地域で、いろんな業種(医療と介護)を束ねて、 お年寄りを入院しないで支えていくのが地域包括ケア。

団塊の世代の死に場所がないのはわかるけど、 病院の代わりを在宅で、って。

診療報酬の点数をいじっただけで、 地域包括診療料(15000円)をもらいたいから、 24時間対応の医者が増えるんでしょうか?

ランチョンセミナーはMEDを企画しているGSK提供。 最新号の食物アレルギーの話と、 次号の酒さのお話。

「デモデックスを知らない皮膚科医がいるんですね。」 ドキ?知らない。ニキビダニのことでした。

GSKの方。もしこのブログを読んでいたら、 次号MEDお願いします。

午後はダーモスコピー。 ためしてガッテンにも出た先生と私の同級生。

午後3時まで勉強して、4時半にクリニックで事務長と待ちあわせ。 先週から再入院してしている母のところへ。

落ち着いているようで、もうすぐ退院のようでした。 私自身、在宅医療に手を染める元気はないけど、 現状がいつまで維持できるのか、 利用者側から見てすごく不安です。

地域包括ケアのコンセプトが、「住み慣れた地域で」というなら、 母は広島に居続けて、兄か私が広島に帰るべきだし。

[木村泌尿器皮膚科公式ブログ]

2014年4月29日の院長ブログ原稿


[横浜市都筑区センター南駅木村泌尿器皮膚科院長日記一覧]