腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。
[第28回]、[第27回]、[第26回]、[第25回]、[第24回]、[第23回]
日曜日は午後1時から品川で、第30回日本臨床皮膚科医会三ブロック合同学術集会。
昨年は落語会をダブルブッキングしてしまうというハプニングで欠席しましたが、2007年から毎年出席しています。
一番聞きたかったのは、二つ目の演題。
3年もまじめに通っていただいてN2を行っているのに、いっこうに数が減らない患者さん。
何か手立てはないんですか、と言われて、「今度勉強してきます。」と答えたんです。
講師は、ミニーちゃんちの近くの先生。紹介するにはちょっと遠いかも。
懇親会で、個別指導していただいた先生や、桜木町で日曜だけ診療している先生にも相談。
保険は通っていない裏技がいろいろあるのを教えてもらえました。
懇親会で乾杯の音頭を取ったのは、私の一級後輩。 乾杯前に幹事の苦労についての話。
大きなテーマを決めて、その方向の演題を4つ揃える方法と、 まったく別方向のテーマは4つ揃える方法がある。
今日は後者、とのご指摘でした。
一題目は自己免疫疾患。 3題目は道路のテノール歌手(未来の私へのヒントです)。特別委員会委員長が講師でした。
そして4題目は分子標的薬による副作用について。 娘が抗生剤について勉強した某がんセンターの部長。
前置きが面白かったので、眠くならずに聞けました。
私は皮膚がんを手術するのが仕事。薬疹なんて全然専門外。
でも私しか、がんセンターに皮膚科医がいない。 皮膚の副作用で分子標的薬を中止すると患者は死んでしまう。
なので副作用を軽減して、分子標的薬を中止しなくてよくすることも私の大事な仕事と思うようになった。
立場が人を作る。
手術こそわが人生と、信じていた医者でも、必要に迫られて、ニキビの治療に詳しくなるんですね。
2014年12月2日