腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。
26日水曜日は都筑区医師会での漢方勉強会に参加。
12年前に医師会に入会して初めて参加した勉強会がこの漢方勉強会。
医師会は排他的な組織、という先入観を払拭してくれました。
なので、できるだけ参加するようにしていますが、泌尿器科の病診連携会とバッティングすることしばし。
今回は耳鼻科のドクターによる症例提示。
喉の詰まった感じに、最初は半夏厚朴湯が有効であったが、再発した後は無効で、大柴胡湯が有効だった症例。
胃腸の動きが悪いのが喉のつまり感の原因だったので、大柴胡湯が効くのだそうです。
以前参加した消化器勉強会では胃腸を動かすには六君子湯とか、小建中湯、大建中湯とか、聞いたことがあるのですが、
漢方は鑑別診断して病名に応じて処方するものではないので、経験が大事です。
副鼻腔炎に使う小柴胡湯などについても勉強してきました。
2017年7月29日