泌尿器科医・木村明の日記

木村顔

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波専門医。

北部病院呼吸器連携勉強会


昭和大学横浜市北部病院呼吸器センター・都筑区内科医会連携勉強会で非結核性抗酸菌症を勉強。

北部連携勉強会

平成30年6月13日(水)は昭和大学横浜市北部病院中央棟9階の大会議室で、

呼吸器センターと都筑区内科医会との連携勉強会。

北部病院の先生による「非結核性抗酸菌症について」の講演と、

藤が丘リハビリテーション病院の先生による「ERCA 呼吸ケア・リハビリテーション指導者の活動」の紹介を聞いてきました。

非結核性抗酸菌症についての講演では、最初の方に菌種別の生存曲線のグラフが出て来て、戸惑いました。

感染症は菌を殺せば治癒できるイメージを私は持っていました。

治療成績が生存曲線で示されるのは癌、もしくは治癒は望めない慢性疾患(生活習慣病)だと思っていました。

驚いたことに、抗生物質で治療しても治療成績は改善しないとのことでした。

ますます、感染症のイメージから離れていきます。

最後のフロアからのコメントに、

患者さんもネットでしっかり調べていて、「治療しても良くならないんでしょう?」と言われると、治療を提案しにくくなる、

という話が出て、

患者さんがネットで調べられる情報さえ、私が知らなかったのに愕然としました。

呼吸器感染症(耳鼻科領域を含む)と尿路感染症では、抗生物質による治療の意義が大きく異なっていました。

北部病院中央棟の駐車場は入ったことがないので、直前になって行くのを止めたくなりましたが、有意義な勉強会でした。

2018年6月14日


北部病院内科連携勉強会


昭和大学横浜市北部病院内科と都筑区内科医会との連携勉強会でインフルエンザの勉強会。

北部連携勉強会

平成30年10月22日(月) 19時30分より昭和大学横浜市北部病院で、インフルエンザの勉強会。

演題1は製品紹介『ゾフルーザ錠』について

塩野義製薬株式会社のMRさんから、日本発の新薬の特徴についての説明。

演題2は【特別講演】

『インフルエンザの臨床と免疫-新規抗インフルエンザ薬への期待-』

講師は日本感染症学会 インフルエンザ委員でもある、

廣津医院 院長 廣津 伸夫 先生。

座長による紹介(川崎市の開業医とのこと)とお顔を拝見して、パークシティー溝口の廣津医院だわかり感激!

私たち家族は1983年から1997年までパークシティー溝口に住んでいて、廣津先生は子どもたちのかかりつけ医でした。

私のカルテも破棄してなければあるはず。

インフルエンザの年次別の流行、ウイルスの型の変異について、詳しく集計しておられました。

圧巻は、家族内感染。

小児は母親にうつす。

父親は小児にうつす。

講義の後質問させてもらいました。

というか感想を述べただけかもしれませんが。

パークシティー(2000世帯)のホームドクターだから、小児だけでなく、両親もかかるんですね。

だからこんな集計が出来るんですね。

開業医なのに、日々の診療だけで忙しいはずなのに、家族ごとに、どういう順番にかかるのか、集計しておられるのに敬服しました。

2018年10月23日


北部病院呼吸器センター連携勉強会


昭和大学横浜市北部呼吸器センターと都筑区内科医会との連携勉強会で再生医療の勉強会。

北部連携勉強会

平成30年11月14日(水) 19:15より昭和大学横浜市北部病院で、再生医療の勉強会。

講師は聖マリアンナ医科大学 呼吸器外科・臨床再生組織工学准教授。

「再生医療の臨床応用への第1歩」というタイトルで、

主に、アメリカ(ハーバード大学バカンティ教授の研究室)でやられたヒツジでの気管再生の実験の様子をお聞きしました。

アメリカに20年近くいらしたようです。

iPSとかESではなく、鼻中隔から採取した軟骨細胞を気管のような土管の形に培養し、気管と置換する動物実験のお話がメインでした。

軟骨細胞を培養するとシート状に増殖します。

穴のあいた土管に育てるには、その形の模型を溶ける糸と同じ成分で作って、その中で軟骨細胞を培養します。

魚のすり身から、かまぼこを作るか、ちくわを作るか、みたいな感じ?

軟骨の表面を上皮細胞で覆うには、もう一段階が必要。

現段階で再生医療の現実がよくわかりました。

iPS細胞から、気管さらには肺を再生されるなんてことは、遠い目標、というのがよくわかりました。

2018年11月16日


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