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超音波医学会専門医。腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意です。 膀胱炎・尿道炎・男子不妊症では、院長自身が顕微鏡検査(尿・精液)を行います。 皮膚科は男性非露出部に自信があります。


スクリーニング検査目的の精液検査


Q.子供が出来ないのですが、精液検査はやってもらえますか?

A.当院ではスクリーニング検査目的の方に予約なしで初診日に精液検査を行っています。 院内でお渡しする容器に精液を採取していただきます。

顕微鏡で精子数・運動率を目視で判定します。採取後30分程度で結果が判明します。

目視での判定ですので、不妊症専門クリニックで「乏精子症」と判定された方の再検査には不向きです。

当院には採精室(不妊治療専門クリニックにあるような、テレビ、ビデオ、雑誌が置いてある静かな部屋)はありません。 トイレでの精液採取となります。
雑誌が必要な方はご持参いただくか、近くのコンビニで購入下さい。

院内で取れない方は、容器を自宅に持ち帰り、採取後1時間以内にご持参下さい。 コンドームには、消毒液が付着しており、 精子が死んで正しい結果が出ませんので、直接容器にお取りください。 連日射精すると精子濃度が下がりますので、3-5日間の禁欲の後、来院ください。

精巣上体・精嚢など、精子の通り道に異常を認めない無精子症では、 次の検査は、精巣生検で精子が存在するかを調べることになります。 精巣生検は局所麻酔でできる検査ですが、治療に直結するので、TESE(精巣内の精子を採取して顕微授精を行う手技)のできる施設に紹介しています。