院長が勤務医時代に作ったサイト
2回目の生検では12本になり、仙骨ブロック麻酔から腰椎麻酔にて針生検を行う
Q.59歳男性です。 4年前から前立腺炎でPSAの値が昨年5月頃より4台より9.85ほどに上ってしまいがんセンターに通院するようになりました。
そこで1回目の10本の針生検を行った結果陰性となりました。
今年の4月にPSAを測った結果9台から14.5とさらに上っておりました。そこで2回目の10本の針生検を5月に行いましたがやはり陰性でした。 そこで質問なのですが、今日初めてこの掲示板で知ったのですが、先生の病院では2回目の生検では12本になり、仙骨ブロック麻酔から腰椎麻酔にて針生検を行うとの事、この意図を詳しく教えていただきたく相談いたしました。 なぜなら私の場合径直腸的超音波断層法では癌の部分がモニターできないと担当医は言っておりましたので、7月にPSAの検査予定があるのですが、また高い値の場合は同様な針生検をしても(素人の考えですが)適切な判断は出来ないのではないかと思っております。 ほんとうにこの1年間「隔靴掻痒」の思いで暮らしてまいりましたが何か良いアドヴァイスがありましたらそちらのほうもよろしくお願いいたします。
A.最初は外腺のみから6本生検します。2回目は内腺からも採取します。
Q.ご多忙中、早速のご回答有難うございました。 先生のHPを拝見させて頂きました。針生検によるサンプリングの難しさと限界を少しは理解できた気がします。 この内容中で結局、内腺から癌組織を手術にて採取したことが書かれてありましたが、TURPではなさそうなのでその方法にとても関心があります。
私の場合、来月のPSAの結果を見てから今後の選択肢を決定するのがベターではないかと思います。 それにPSADを算出すべく正確な前立腺体積を調べなくては癌の可能性も不明確のままだと言うこともお蔭様で解りました。 先生のHPは私達のような患者が自らの病気と向き合うための知識を得るとても役立つディヴァイスです。 これからも相談させて頂きたいので宜しくお願いいたします。