木村泌尿器皮膚科院長

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場所が特定できないまま放射線を充てることには、疑問を感じます。


Q.2年8ヶ月前、前立腺全摘出の手術を受けた69歳の父のことで相談します。

ダビンチ手術

ガンは前立腺に限局しておりました。 術後は、抗がん剤や放射線の治療も無く3ヶ月に一度の血液検査でした。 術後すぐは、PSA数値が0にならず先生も首をひねっておられました。 その後、じわじわとPSAの数値があがり今月とうとう1になりました(先月の骨シンチやCT検査では異常なしでした)。 再発と考えてよいと思います。 PSA1では、ガンは見つからない。にも拘らず、先生はまず放射線の治療をすすめました。 それも週5日(土日を覗いて毎日)。 切除部分が一番怪しいと言われましたが、場所が特定できないまま放射線を充てることには、疑問を感じます。 万一、放射線をあてて場所が的外れだった場合を考えると毎日通うには、リスクが高い気がするのです。 このような場合、他に選択する治療法はないのでしょうか?

A.PSA failureをご覧下さい。