木村泌尿器皮膚科

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前立腺炎についてのご感想・ご質問(1)




以下は、35才の方からいただいたメールです。
慢性前立腺炎にかかって約10年になります。でも、いつから発症したのか、はっきり覚えていません。学生の頃からトイレの回数は多い方でしたし。 初めに泌尿器科を受診しましたが、あまりよくなりませんでした。それから何度か受診しましたが、良くなったり悪くなったりを繰り返しています。 気になり出すと、ホントに不快でたまりません。特に、頻尿は悩みの種ららです。冬場の夜間は特にひどいです。以前、医師よりこの病気はなかなか完治 しないので、だましだまし薬を飲むなりして対処していくほかはないと言われました。自分なりに漢方薬を飲んだり、いろいろと試しましたが、殆ど 効果はありませんでした。もう、泌尿器科には7年位行っていません。 最近、また調子が悪く、ホームページで前立腺炎について何か役に立つ情報はないかと思い、検索していてこのページを知りました。それにしても、 同じ症状で悩んでいる人は多いんですね。同じ前立腺でも、肥大症については、比較的情報もありますし、まあ一般的にも知られていますが、炎症 については殆ど情報がないですしね。周りに説明するのも難しいですよね。精神的なこともかなり影響しているようですし。 そんな悩みを抱えている人達にとって、この木村先生のホームページはホントに貴重です。感謝しております。 現在、高血圧、高脂血症等の治療のため、内科に通院しておりますが、薬の飲み合わせ等のこともありますので、できれば今の内科の先生に事情を話し、漢方薬 等の処方をしてもらいたいと考えております。 そんなわけで、よく効く薬(特に漢方)、健康食品、マッサージ、心がける点等、とにかく役に立つと思われる情報をお聞かせ下さい。宜しくお願い申し上げます。

コメント

 もともとは、前立腺癌と前立腺肥大症の違いを説明するために開設しましたが、インターネットでアクセスしてくる世代は、前立腺炎にかかる年齢のかたがほとんどですので、前立腺炎、 特にプロスタトディニア(前立腺痛)について、充実させて行きたいと思います。
国際泌尿器科雑誌の今年の3月号に、週2回以上射精するほうが、治りが良いという論文が発表されました。トルコの大学病院の発表です。パートナーのいない若い男はマスターベーションをしろ、という内容です。 イギリスでも射精するようにという指導はされている様ですが、日本人にとってはかなりハードかもしれませんと、産業医科大学泌尿器科の松本教授が述べらるように、日本の大学病院ではこのような指導はまだ一般的ではありません。



以下は、ある方からいただいたメールです。
私も、昨年前立腺炎と診断されて、一度良くなったのですが、また、最近なんとなく調子が悪くなって、ヤフーで検索したら発見できました。読ませて頂いて、長くなるのはある程度仕方ないのかなと思いました。今後とも、HPの充実をお願いします。


以下は、ある方からいただいたメールです。
8年前から慢性の前立腺炎で悩んでいたので、わらをもすがるきもちで、必死で他人の症状の文を読みました。 私以外にもこの病気で悩み苦しんでいる人がいるんだな~と少し楽になりました。 何か長いトンネルから出られそうな気がしました。 ありがとうございました。




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