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前立腺がんPSAの相談室
Q.73歳になる父の事でご相談いたします。
3月に風邪をこじらせた時、たまたま血液検査で前立腺癌の疑いがあるとのことで、精密検査を行ったところ、先週前立腺癌である事が判明しました。
最初の血液検査でのPSAは6.9でした。私達家族は直接聞いてはいないのですが、先生のメモによると針生検での結果、片側の前立腺から5%の癌が見つかったそうです。比較的たちの悪い癌と書いてありました。
現在、MRI、CT,骨シンチ検査待ちの状況です。比較的たちの悪い癌というのがとっても気になり、どのような状況のとき比較的という言葉をつかうものなのか?お聞かせください!もうひとつ、父は2月ごろ腰を痛めいまだに腰痛があるのですが、先週ホルモン注射を行った後、腰を痛がっておりました。ホルモン注射の副作用として、転移がある場所が痛む場合があるという事なので、これはすでに、骨への転移があるという事なのでしょうか?たちの悪いが癌とのことなので、PSAの値が低くても、転移がありますか?本人も家族もとっても転移が心配です。骨シンチの検査をして結果を待てばよいのでしょうが、いてもたってもいられなくご相談したしだいです。お忙しいことと思いますが、ぜひアドバイスをお願いいたします。
A.比較的たちの悪い癌というのは未分化型、もしくは中分化型という意味だと思います.